ひょうし/小説を書こう
それはまるで炭酸のような、
作:湊/中学2年 女子

瞼を開いた。
何時の間にか外からは光が射し込んでいて、もう朝なのだということに気付く。
爽やかな朝だったけれど僕は苦くて冷たくて惨めな夢を見てしまったので爽やかとは程遠い気分に陥っていた。言い表すならば自己嫌悪と嘔吐感と頭痛と枯渇した感じを混ぜて頭の中にぶち込んだ、そんな感覚。

『お前は駄目人間だ』
『死んじまえ』
『自殺しちまえ』

頭の中では誰かの声が反響している。幻聴だとは分かっているけれどそれにしても気が滅入る。だってこの幻聴ときたら色々な人の声で僕を嬲るのだ。よく行くスーパーの店員だとか全く喋ったことのないクラスメイトだとかの声で僕の心を踏み躙る。窓から覗く真夏の太陽も頭の中で騒ぎ出す声たちも実は嫌いだったけれど、嫌いだなんて口に出す程の勇気を僕は持ち合わせていないので、黙って唇を噛んだ。



僕は、死んでしまいたいと思っていた。
飛び降り自殺で死んだら僕は粉々に分断されて飛沫になってアスファルトに染み込むだろう。赤黒い汚らしい液体を撒き散らして死ぬ僕はグロテスクで吐き気を催すほど醜悪なはずだ。
首を吊って死んだら、僕は宙ぶらりんになるだろう。真っ青な顔でぐらぐらと揺れる僕は想像しただけで変だ。シュールレアリズムという言葉は僕のためにあるのかもしれないなどと自意識過剰なことを考えられるぐらいには変だ。

他には、薬物、練炭、リストカット…………。

妄想が膨らむ。


「はは、」




(最低な僕)




自己嫌悪と嘔吐感と頭痛と枯渇感はまだ引かないらしい。
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