ひょうし/小説を書こう
My way
作:恋愛マンガの脇役R/中学2年 女子
4「憂鬱と嫉妬」
だいぶ走った。
息も途切れ途切れで、足も少々痛い。
さっきまでは、怒りに身を任せていたせいか「疲れた」などという感覚は無かったが、少し冷静になってみると、それ程怒る事でも無いことを理解した。
そして、それと同時に体に負担がかかっていた分、疲れが溢れてきたのだ。
宇宙はいつもああいう事を言って私をからかう。昔からそうだ。正直もう うんざりしている。
しかも、他の女子には信じられない程優しいという面があるせいで、嫌味な程モテている。そこがまた、腑に落ち無いところでもあるが。
別に宇宙の人気度に嫉妬している訳ではない。だが、少し位私の事も女の子扱いして欲しいものだ。私に対して同性扱いする宇宙の行為は、なんとなく納得がいかない。
すると、突然私の耳に ある会話が聞こえた。
「阿木坂君って、カッコいいよねぇ!」
「アタックしてみなよ?あんたならいけるって!」
絶妙なタイミングに、さも選ばれたかのような会話の内容。私はあまりに驚いて激しくむせてしまった。会話をしていた女の子達はチラッとこちらを見る。が、すぐに話に戻った。
「えぇ〜そうかなぁ?」
「絶対いける!だってさ、阿木坂ってなんか軽そうじゃん?すぐにOKしてくれそうだしさ」
私はその言葉に思わず振り返る。だが、グッと何かを堪えてまた体の向きを変える。
・・・私には関係ないじゃないか。これは、宇宙の普段の行いが悪いせいだ。そうだ。
だから、私がとやかく言う事でも無い。
私は今にも何かが溢れおちそうになるのを 逃れるように進行方向に足を進めた。
すると、突如目の前が真っ黒になった。そして、直後頭に鈍器で殴られたような衝撃が走る。
その時聞いた声は、なんだかとても甘くて優しい感じがしたのだけは覚えていた。
「ごめんね。大丈夫かな?」
〜続く〜
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