ひょうし/小説を書こう
機械の国
作:ソルシエール/中学1年 女子

「生きなさい…」

そう言って、最後の大人は息を引き取った。胸に造花を置いて、手を合わせる。
残されたのは、私たち。子ども六人。

そして廃墟の世界。


植物はもう絶滅した。二酸化炭素を酸素に変換する装置、水を浄化する装置、雨を降らせる装置。様々な装置が自然の代わりの役割を果たしている。生まれたころから見ているので違和感はない。
人類は失敗した。
地球は滅び続けた。
火星へ移住するため、火星都市が建設された。そしてほとんどの人が宇宙船に乗り込み、出発した。しかし事故によってたどり着くことはできなかった。
一人、一人と地球に残った人も消えていく。


「どうすりゃいいんだよ!」

「生きろってったって…」

「…」

大人たちはなんてことをしたんだろう。いつから足を踏み外したんだろう。それは、みんなの責任だ。

「一度でいいから、死ぬ前に『ショクブツ』を見てみたいな」

「時間を巻き戻せたらな」

「ね。…あ」

一人がぱっと顔を上げる。

「タイムマシン…」




六人は作った。大人から授かったありったけの知識を、全部、使って。何で早く作らなかったのか。禁止されていたからだった。しかし、これを研究した者は少なくなかった。

「2000年前へ」


ゆっくりとマシンが光りだす。


光の渦が六人とマシンを包む。











「ここは?」

「2000年前…2018年だ」

「そんなに前に来たんだ…」


見ると、見たこともない色が広がっている。

空が。ショクブツが。虫が。鳥が。

生命にあふれていた。


ここから、始めよう。やり直そう。



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