ひょうし/小説を書こう
恋情拒否-3
作:まかろん/中学3年 女子
ゆーちゃんは私の目を真っ直ぐに見つめる。
「あ、あの、私の顔になにかついてる?」
私は昔ながらある表現を使ってゆーちゃんの心境を探ろうとした。ゆーちゃんはいつも私を気遣ってくれるし何気ない行動も褒めてもくれる。
私はそんなゆーちゃんを失わない為に必死だった。
私《茂住千春》の存在を大きく仕立て上げてくれたのもゆーちゃんだった。そのおかげで生徒会長にも選ばれ、特待生にもなれたのだからゆーちゃんには感謝しきれない。
だから今度は私がゆーちゃんの支えになろう。そう考えていた。
「チハちゃんは今日も美しいな、ってね。」
ゆーちゃんはわざとおどけて見せる。私はそんなゆーちゃんが大好きだけれど私は何故か不安になってしまうのだ。
その笑顔は生き抜く為だけにある仮面であってその下で何かよからぬ事を考えているのではないのかと。
「やだなあもう。ゆーちゃんったら。」
私はそんなことを考えながらへらへらと返事をした。
ゆーちゃんが一旦何かを言おうとして言葉を呑み込んだのを私は見逃さなかった。だけどそれを問う勇気がなかった。
私はゆーちゃんのどんなことでも受け入れるんだ。信じよう。
そうしなきゃ私はきっと嫌われてしまう。
怖さと後ろめたさに私は微笑んだ。



《まかろんより》
みなさんお久しぶりです。
この度私戻ってまいりました(くそ)

この小説のコンセプトは「複雑な心境と三角関係」。
彼女が自分に向けられる恋情のどちらを取るか。
決断を下せば誰かが犠牲になるだろう。
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