ひょうし/小説を書こう
愛と道化師
作:まかろん/中学3年 女子
心地の良い睡眠、疲れた身体への癒し。

突如それを邪魔する激痛に私は悶えた。
またこむら返りだ。足先を手で掴みぐいっと足を反らせる。
突き刺さるような痛みだ。下唇を噛んだ。自身の筋肉の動きが気持ち悪い。
やがてそれは水を打ったように姿を消したが。

枕元に佇んでいたスマートフォンを覗き込むとため息が泡になって弾けた。
小さな液晶画面には憎らしい彼の写真が綺麗に収納されていた。
頬が自然とつりあがる。どれだけ指を上へ上へと滑らせてもそこには彼の姿が映るだけである。喉から息が漏れた。


私は彼が欲しかった。


ある日私の汚い欲が彼を呑み込み攫って行った。
彼に私の全ての愛を注いだ。醜い彼は息を呑むほど綺麗だった。
優しく抱きしめると彼は嬉しさに震え、自身を飾る銀の鎖をジャラジャラと鳴らす。

彼は恥ずかしがり屋であまり目を合わせてくれない。
私の甘い言葉を聞き入れると彼はいつでも首を横に振った。




「ねえ、なんであなたは私を愛してるって言わないの?」

「お互い同じ気持ちよね。そうでしょう。」


なのに彼は首を横に振り続けたの。









「彼は死んでも私に愛してると言わなかったわ。」

「こんなのあんまりよ。」

彼女は両手で顔を覆うと泣き崩れた。
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