ひょうし/小説を書こう
相合傘5
作:桜姫/中学2年 女子
1,考えてもみなかったこと


キキーッ!


由利は突然迫ってきた者に驚き、反射的にしゃがんだ。

ガッシャン!

倒れた自転車よりも、ぶつかってきた者の方が気になり、

由利は、その者の方を向いた。

「!」

「さーせん!おケガは?」

「広瀬ー!!!なにがさーせんじゃー!!」

由利はさすがに頭に血が上り、

自分の方に倒れているシオンの自転車をシオンの方に押し倒した。

「え?って、荻野?由利さん?あ、まぢ?!わりぃ。マジでわりぃ。」

「は?あんた急にキャラかわってない?由利さん?アホか。」

「いや、アホって、そりゃないだろ。あ、そうだ。荻野、俺、荻野に聞きたいことが、、、

「あ?何よ。おたんこなす。」

「由利さ、俺のこと、どう思う?」

「は?どう思うって?生意気なバカ。」

「いや、そういうんじゃなかってさ、

その、俺を、男のレベルとして、どう思ってるかっていう、、、

「は?何よ?で、本論は?」

「お、俺を、彼氏として見ると、お前、彼女になれるか?」

「はぁ?」

その時、由利は、昨日クラスの女子がシオンの事を話していたのを思い出していた。

・・・

「ねぇ、シオン君ってさ、帰国子女なんだってえ。」

「え?マジで?」

「うん。だから、英語とかペラペラなんだって。」

「へぇ。シオン君って、かっこいいよね。イケメンだし。彼女とかあるのかなぁ?」

「さあ。シオン君の彼女になれたら、幸せだろうね。」

「ねぇー。」

・・・

「由利?荻野?」

「え?あ、うん。…へ?」

「いや、何もない。じゃあな。」

「へ?え?」

由利が気づかないうちに、シオンは自転車に乗って去って行った。


2,じ、時間がっ!

「・・・あ、やばいっ!

拓海との待ち合わせ時間があといっぷ、、、!?

はー?マジかよ?59、58、5、、、

って、カウントダウンしてる場合じゃねー!

あいつとの待ち合わせだけには遅れたくないっ!」

・・・

「あ、やっぱり、先越された、、、

たーくーみー!きたよー!」

「お、キタキタ。」

「ごめん。ちょっと、シオンと話してて、、、。

拓海の表情が暗くなった。

「広瀬、とか?」

「うん。」

「お前、あいつとは、あまり話すな。」

「はぁ?どういう事?どういう意味?」

「いや、お前が、その、広瀬と、そんなに仲良くしてたら、

お前が、広瀬に取られちゃう。」

「え、」

「俺、お前が、好きだ。」


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