ひょうし/小説を書こう
my way 二
作:恋愛マンガの脇役R/中学2年 女子
ここは、ある高校のあるクラスの教室。
「くっ・・・相変わらず、寝顔はバッタみたいだな」
そう言って、笑いを必死にこらえているこの男は、私の幼馴染『宇宙(そら)』。
茶髪の猫っ毛で、こちらを見つめる瞳は本当に猫のように細い。
細い体型で、背は私とほぼ変わらない。
小さい頃から一緒にいた仲で、昔はよく遊んでいたが 小学校・中学校・さらに高校までも一緒にいるとなると、さすがに話すことさえ飽きてくる。
だが、家が隣同士だという事でこうなるのはもう必然的。いわゆる腐れ縁というやつなのだ。
私は宇宙の言葉にカチンときた。
「だ、だぁれがバッタだって?あんな気持ちの悪い顔してないけど?」
「おい、それはバッタに失礼だって。同属嫌悪も程々に・・・・」
「何が同属よ!?私はバッタじゃないって!!」
こんな会話ももう日常的なものになってしまった。しかし、こいつのこういう憎たらしい
口ぶりは今も昔も私は気に食わないのだ。
お調子者の宇宙にいちいち食いついてしまう私も私なのだが、やっぱりこういう言われようは納得がいかない。
だが、納得がいかないのは、このイラつく性格だけではない。
こいつはもともと誰にでも人見知りをしないタイプで話し上手なものだから、昔からやたら女子にモテていた・・・・・というか、今も変わらずモテているのだ。
今だって、机に肘をつき頬に手を当ててニヤニヤとこちらを見ているこの男の姿は、他の女子には悶えるように興奮するシチュエーションなのだろうが、私からしたらイラッとしかしない。
私は、怒りで顔を真っ赤にしながら必死に言い返す。
「だいたいねぇ!私はあんたに何の相談も持ち込んでないし、聞いて欲しい悩みだって無い!変な言いがかりつけないでよ」
「言いがかりじゃないって。ほら、この前言ってたじゃん。『どうやったら白馬の王子様に会えるんだろうな〜』って」
「うわあぁあああああ言うなぁあああああっ!」
バンっと机を叩く私と、クククと笑う宇宙。
その様子に、クラスの視線が一気に集まる。
そして、
「お前ら、夫婦漫才なら休み時間にやれ〜。もうすぐ授業始まるぞ」
という教科の先生の言葉で、クラス中が笑いで包まれた。
意味も分からず固まる私を置いて、クラスの人達も次々と席についていく。
自分も席につこうとしている宇宙を、私はバッと引き止めて聞いた。
「ねぇ・・・・『メオトマンザイ』って何?」
「はぁ・・・・?知らないの?」
宇宙は一瞬だけ呆れたような顔をしたが、すぐにニヤッと笑い 小さな声で囁いた。
「『メオト』っていうのは・・・・・・」
その答えを聞いた途端、私の中でフツフツと怒りが湧き上がってきた。さすがに、言っていい冗談といけない冗談があるだろうに。そして、その怒りは言葉となって溢れ出す。
「せ、先生っ!!」
「ん?何だ?」
「何で私と宇宙が夫婦だなんて言われなきゃならんのですか!?冗談にも程がありますよ!?」
「その話は終わっただろう?そんな事より、早く席に座れよ。『伊成 春』」
「そ、そんな事よりって・・・・」
素っ頓狂な私の声に、宇宙はブハッと吹き出した。
ギロッと睨むと、宇宙は顔をそらした・・・・が、肩がフルフルと震えていた。
・・・・・こいつ、絶対私の事バカにしてる・・・・。
悔しさとむなしさが我が身を襲いながら、仕方なく席につく。
今日、私は確信した。この高校生活 きっと最低の思い出になる――・・・・・。
                  続く
あとがき
続きます!
ていうか、どんどん語彙力が無くなってきてますね。
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