ひょうし/小説を書こう
My way
作:恋愛マンガの脇役R/中学2年 女子
「お前みたいな奴、誰が好きになるかよ!?現実見ろよな」
それは 小学5年生の時。
噂で私の事が好きらしかった男子が、ある日私に対して言った言葉だ。
その時は、どうやら男子の中で「罰ゲーム」をやっていたらしく、絶対にタイプじゃない女子に告白するというゲームを男子らが密かに面白がってやっていた事は、私も他の女子も後で知ることになる。
「○○君が○○ちゃんの事好きならしいよ」とかいうデマを学校中に流された被害者の一人がこの私。
その噂を聞いた時は、もちろん嫌な気分にはならなかった。私の事を好いてくれていると知って、正直嬉しくて顔がニヤけてしまっていたと思う。
それからも、その噂の男子を見かけると思わず目を逸らしてしまう始末。もしかしたら、その男子と目があって少し嬉しくなった、なんて事もあったかもしれない。
でも、ある日 その男子と偶然廊下で鉢合わせになってしまった事があった。その時は、
噂を知っているのであろう周りの男子らがここぞとばかりに私達をはやしたてた。
私はなんとも複雑な気持ちのままずっと無言でいたら、ふいにその男子が例の言葉を言ったのだ。
まあ、それからというもの、周りの男子らは何かが吹っ飛んだように笑い転げ、例の言葉を私に言い放った男子は、続けて 私をあらゆる言葉で罵倒し始めた。
その後だ。このゲームの事を知ったのは。理解した私は、自分でも嫌になる程気持ちが冷めていくのが分かった。
人の気持ちも知らない奴らが、「罰ゲーム」という遊びで勝手に人を巻き込んだ。それどころか、弄ばれたこちらが罵倒されるという事実。
どうして、こうもつまらない事で私は思考巡回させていたんだろう。
どうして、こうも最悪な形で人は「楽しみ」と「面白さ」を求めるのだろう。
どうして、こうも私は一人で勝手に傷ついているのだろう。
どうして・・・・・
1「つまらない」
「お〜い・・・。おいって!・・・・・おい、聞いてんのか伊成!!」
その大きな声にハッと我に返った私。目の前には、呆れた様な表情の見慣れた顔があった。
「・・・・ん?・・・何・・・・?」
「お前・・・・自分相談したいって言ってきたくせに、こっちが『何』だわ!」
そう言って怒る声は、昔とは随分違うように感じる。いつの間に、声変わりなんかしたのか。いつも一緒にいすぎて気がつかないというやつだろうか。
そう、目の前のこの男は 私の幼馴染「阿木阪 宇宙(あきざか そら)」である。
                 続く
あとがき
続きます!
おなまえはハンドルネームでいいです。
ID
パスワード 
ハンドルネームの後に(本人)をつける つけない
 ログインすると、IDなどが自動的に入ります。
お名前 
男女 女の子  男の子
学年 1年生  2年生  3年生  4年生  5年生  6年生
ようちえん  中学1年  中学2年  中学3年  大人
かんそう