ひょうし/小説を書こう
空想イレイサー VI
作:恋愛マンガの脇役R/中学2年 女子
(前回の続き)

6「最後」
睦月「・・・は?何を言って・・・」
俺は、真剣な話の途中だというのにヘラヘラと笑っている弥衣を目の前にして唖然とした。
弥衣「へ?」
睦月「『へ?』・・・じゃなくて。今、お前の大事な話してんだぞ!?なのになんで・・・なんでそんなに笑っていられるんだよ!?」
弥衣「あ〜・・・・、もうその事は良いんだ」
弥衣は、ベッドから飛び降り、笑いながら言った。
そして俺の目の前に来ると、フッと笑い、
「もう、過去のことは忘れたいから・・・。母さんも父さんももういない。それで良いんだ・・・・」
そう言った。
俺は言葉を失ってしまった。
弥衣の強さを目の前にした事。俺が思っていたより俺はずっと情けなかった事。「余計なお世話」・・・・その言葉の意味を改めて知らされた事。
俺は、本当に弥衣の事を何も知らなかったんだな・・・。まったく・・・・情けない。
弥衣はもう、俺なんかよりずっと大人だったんだ。
過去の苦しみだって、俺に話せなかったわけなんかじゃなかった。自分で自分なりに乗り越えようとしていたのだ。
「・・・・・それにしても、すごいな・・・お前」
俺の口から自然に出た言葉。これは本心だった。それほどまでに感心してしまったのだ。
いつもおちょくることしか頭に無いと思っていた人物が、実はとても苦しい過去を持っていて、それを乗り越えて生きようとしていると知ってしまえば、そりゃちょっとやそっとは驚くだろう。
弥衣は俺の言葉にびっくりしたのか、目をぱちくりしている。だが、すぐにおなかを抱えてケラケラと笑い出した。
弥衣「ぶっ!!・・・っっはははははははっ!!やっと私の凄さに気づいたのぉ〜?イル君ってホント・・・・・あっ!違うや!小便小僧くぅ〜ん!!キャハハハハ!」
睦月「ッ!?て、てめぇ・・・!だったら、そっちこそ小便小娘だろ!?・・・ったく、・・・・・・・・・・お前、もしや今朝の事 将汰に話してないだろうな・・・?」
弥衣「・・・・・え?なにを今更・・・・・・」
睦月「話したのかよぉぉおおおおおおおおおぉっっ!!」
ヤバイ。それはものすごくヤバイ。将汰は、口が軽くて有名なのだ。
い、今すぐに止めに行かないと・・・・
弥衣「あっ・・・・そういや将汰君以外にも話しちゃったかも」
終わった。人生の幕が今閉じる。そして、悲劇のはじまりだ・・・・。
弥衣は、膝から崩れ落ちている俺を見て、涙目で笑っている。
こいつ・・・・、後でシバく!
こんな、何でもない日常が、なんやかんや言ってやっぱり好きな俺だった・・・・・・・。
                   終わり
あとがき
めっちゃ中途半端に終わってすいません。
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