ひょうし/小説を書こう
好きでした。5
作:侑李愛ing/中学2年 女子
ーララカsideー

昔、上級生に叩かれた事があった。
今となっては何であんな無鉄砲な事したか全く分からないけど、恐らくあの時の私はむしょうに腹がたっていて、無理があるとか、そんなこと微塵も頭になかったんたんだと思う。
その元凶となったいじめられっこはいつの間にか消えていたけれど。

そして、その三年後に私の前に現れたのが真広だった。
「あの時はありがとう。」
真広はそう言った。あの時とさほど顔立ちは変わっておらず、すぐにあのいじめられっこだと分かった。と、同時に呆れた。何しろ、真広は笑顔でそれを告げてきたのだ。なんだこいつ、が幼くない私の真広への第一印象。

あとから聞いた話だと、あの小5の親戚会まで、うちと真広の家は仲が悪かったらしく、その後は頻繁に親戚会が行われるようになった。うちが真広の家に行ったり、真広の家がうちに来たり。
その中で、真広がうちに来るときだけ、真広は見事にうちに不幸をもたらしてくれた。
生ゴミ恐々持ってぶちまけたり、蜘蛛が出たといって走っては私に突進してきたり。
どれも真広の弱さが引き起こした事件ばかりで、いつしか私は真広の弱さと共に真広自身をあまり好かなくなっていった。

そして7ヶ月前、真広は最悪な事を言ってくれた。

その日も真広は虫退治を私に任せてさっさと逃げた。
そこまではいつもの流れだった。
が、
私が思いっきり蛾を外に出したとき、
「わぁ〜すごいねぇ。いつも思うけどさ、ララカって男の子みたいだよねー。」
男の子より強い、なら許したけど、男の子みたい、は許せなかった。

私は反射で「バカじゃないの?大っ嫌い!」と言ってしまったけど、それからも真広の態度は改まらないので、謝る気はそうそうない。




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