ひょうし/小説を書こう
神 2章
作:黒カラス/6年生 女子
2章〜和月(わづき)登場〜

ザッ・・・、ザッ・・・
森を歩き続けた 倉野 女神(くらの めがみ)は、お腹が空いていた。
太陽も西に沈みかけていた。
野宿する道具など持っていない女神は、ふらふらと宿を探すことにした。

でも、世の中そううまくはいかない。
太陽はとっくに沈み、もう辺りは真っ暗だった。
女神は、あきらめるしかないと思った。

その時だった。
数メートル先に、ポツンと明かりが見えた。
女神は、無我夢中で走った。

そこは、小さな二階建ての一軒家だった。
女神は、トントンと家のドアをたたくと、その場に倒れ込んでしまった。

気づくとそこは、ベットの上だった。
「おはよう、女神ちゃん」
女神は、信じられない光景に、目を丸くした。
そこに立っていたのは、女神が8歳の時に行方不明になった
『桑野 和月(くわの わづき)』だったからだ。

昔、相変わらず芽生は意地悪で、いつも悪さばかりし、その罪を女神に擦り付けていた。
そんな時、和月は
「女神ちゃんのせいじゃないよ」
って、言って励ましてくれたのだった。
急にいなくなってしまったときは、『もう会えないんじゃないか』
と思ったぐらいだった。

女神は、嬉しくて嬉しくて、和月に飛びついた。
「和月ちゃんっ!」
「わっ!何々?!」
こんなやり取りがしばらく続き、落ち着いた女神はその場にへなへなと倒れた。
「わ、和月ちゃん・・・、何か食べるもの・・・・・・」

和月は、
「残り物でいい?」
と言うと、キッチンからローストビーフを持ってきた。
「はい、たくさん作っちゃってさ・・・・、残っちゃった」
と、おいしそうなローストビーフが運ばれてきた。
「わぁっ!美味しそう!!」
女神は、無我夢中で食べた。

「すんごい食欲、ダイソンの掃除機か(笑)」
と、和月がツッコミを入れた。
女神は、笑ってむせてしまった。

その夜、女神は考えた。
ウズメにも迷惑をかけ、芽生にいたずらされ・・・、
しまいには、神社での大きな会議になってしまった。
なんて自分は情けないのだろう、と女神は思った。

〜その頃 神社では〜

「お母様、誰も悪くないことなのです、このことは」
「ウズメが言っていることは嘘ではないだろう。でも、芽生にけがをさせたのだから」
「お母様、芽生お姉さまは、廊下を走っていて、急ブレーキをしようとして転んだのです。そこはお姉さまが悪いと思いませんか?」
「うむ・・・・・」
その夜、沈黙が続き、結局何も決まらなかった――――――――――――

― 3に続く ―



































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