ひょうし/小説を書こう
水中夢
作:がんえん/中学3年 女子




それを夢だと思ったのは、あまりにも現実味に欠ける空間だったから。
自分とあなたのたった二人の空間だったから。

なんとも言えない。白でも黒でも灰色でもない。この空間を表現しようにも色だってわからない。
空間の存在はわかる。見えてはいる。なのに言葉に表せない。
壁が無くて、終わりがない。何もない。そんな空間に自分とあなただけがいる。
奇妙だ、と。それだけは思えた。

そこに突然あなたの背後に閃光が走った。
青白くも見える筋のような光だった。


「あの白い光は雷?」
「いいや、信号だよ」


あなたの後ろでは白い線のような光が一定の感覚でビカビカと点滅して、瞬きながら落ちている。

眩しい
ああ、また光って落ちた


「信号、君のね」


それは君にだけ伝わっている信号
ほら、また光った
ね、この一定の感覚、絶対に覚えがあるはずだよ
思い出して
考えて
そして、伝えて




まだ、気づいていないの?











気がついたら、そこには言葉で表現できるものだらけだった。

いつもの何ら変化のない自室、自分のベッドの上で月明かりと毛布が自身を包んでいた。
そこには何も変わったことなんてなかった。



身体が熱い。
きっとわけのわからない夢のせいだろう。
ただ、感情が高揚した身体のせいでやたらと呼吸が荒くなっていただけで。

脳内で響くように青白い光が何度も何度も瞬いた気がした。
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