ひょうし/小説を書こう
古の紡ぎ。 【関ヶ原の戦い】
作:黒/くろ。←/6年生 男子
ある夏の日。


城の中で、友を待つ。


蝉の声が煩い。


時々流れ込む風が頬を撫でる。


「久し振りだな、三成」


俺が後ろを振り返ると、大谷吉継がそこに立ってた。


懐かしい顔に笑みを浮かべ、こちらも返す。


「久々だ。吉継。よく来たな」


吉継も笑いながら返す。


「本当だよ、大変だった」


杖を持って冗談を言う吉継。


「ところで吉継。病の方はどうだ」


少し眉をひそめ、再び笑って言う。


「まだ大丈夫だ。視力はかなり落ちてきたが」


「そうか」


蝉が鳴く木々の間から風が吹く。


関節を鳴らし、相手の顔を窺いながら尋ねる。


「……家康様はどうだ?」


吉継は少し驚く。


「今は〇〇にいる。それがどうした?」


「ということは今大阪城は留守ということか…」


微笑を浮かべる俺と対称的に吉継が目を見開く。


「お前まさか!!」


「あぁ」


「大阪城を襲うのか?」


「そうだ。亡き秀吉様の後を次ぐのは家康様じゃない。秀次様だ!」


「確かにそうだが…」


俺は続ける。


「俺らが行動に示すんだ!」


吉継は言葉を渋っている。


だが徐に口を開き言う。


「分かった。自分も長くない。お前に従おう」


「ありがとうな」











まだ夏の暑さが降り注ぐ関ヶ原。


宇喜多秀家に小早川秀秋、毛利、島津。


我ら西軍が家康を倒す時。


いざ、幕を開ける。












「家康様!東軍は包囲されているようです」


「そのくらい承知している」


「ではなぜ動かないんですか!?」


「黙れ。まぁ見ていろ。そして私の指示に従え」


刻一刻と時が過ぎ、お互いが詮索しあっている。


「時間だ。銃を三発、小早川軍に打ち込め。当てるなよ」







パァン!





「秀秋様!東軍から鉄砲が撃ち込まれました!」


「分かった。いざ参れ!」


「秀秋様。そちらは我ら西軍ですよ」


「構わん!私は今寝返ったのだ!」


「こんな有利な状態で寝返るのは無謀です!考え直すならまだ間に合います!」


「私は家康様に多大な恩がある!その恩に報いる為なら裏切り者にでも何でもなってやる!」


「秀秋様…」


「太鼓を鳴らせ!出陣せよ!!!」









遠方から太鼓の音が聞こえる。


「吉継様!小早川秀秋が寝返ったようです!一万人以上の軍勢で向かってきております!」


「やはり来たか…」


「やはり…とは?」


「気にするな。迎え撃て!」







大谷吉継が小早川秀秋の寝返りを予想していたため、一時的に押し戻された。だが、ほかの軍勢も一気に寝返ったために、包囲を受け、集中攻撃された。








「もはやこれまでか…」


「先に逝くぞ、三成」


私の意識はそこで途切れた。












「三成を討て!逆らえば敵とみなす!」


遠くから、農民に叫ぶ男の声が聞こえる。


「ったく…必死になりすぎだろ…」


汗をかき、呼吸を整える。


数日間も水を飲んでいない。


「ここが限界のようだ…」


俺は地面に倒れ込んだ。











「生きてるか?」


その声で目を覚ます。


「あぁ、なんとか」


「念のために聞く。お前は三成だな?」


観念して頷く。


「そうだ。俺は三成。石田三成だ」


「立てるか?」


優しく手を差し伸べる彼。


「いや、大丈夫だ」


その手を払い除ける。


「そうか。では悪いが一緒に行くぞ」


他の人たちに後ろ手を掴まれる。











あれから半日もたっていないだろう。


間もなく、我が石田三成は処刑される。


「喉が渇いた。水をくれぬか?」


「ほら。この干し柿をやるから。これで我慢しな」


「干し柿を食べると腹が冷えるから、食わぬ。」


「死の直前に自分の体を気にするとは面白い!はっはっは!!」


悔しさを覚えたが、言い返すつもりでこういう。







「大義を志すものは、死の瞬間まで我が命を大事にするものだ。」




そこからの記憶はない。







あとがき
むずい。歴史好きじゃないから余計むずい。
アドバイス求む。なんでもするから(なんでもするとは言ってない)
次は本能寺の変か島原の乱かねぇ。あとはなんだろ。平安京のお話かな←泣くよ鶯((ry
おなまえはハンドルネームでいいです。
ID
パスワード 
ハンドルネームの後に(本人)をつける つけない
 ログインすると、IDなどが自動的に入ります。
お名前 
男女 女の子  男の子
学年 1年生  2年生  3年生  4年生  5年生  6年生
ようちえん  中学1年  中学2年  中学3年  大人
かんそう