ひょうし/小説を書こう
造られた物語
作:グリーン抹茶/中学1年 女子

まばゆい光を放つ道を全速力で走り抜ける。
もう息も上がっているし、脇腹も痛む。短い髪が、フワッ、フワッと揺れる。
かぶっていた帽子はどこかに行ってしまったようだ。
靴が地面の光るタイルに当たってカツカツと音を立ててしまっている。
しかし、もう見つかってしまったんだ、気にする必要はなくなった。
走りながらさっと後ろを見るが後ろには誰も何もいない―ように見える。
けれどそこには『みえないなにか』がいて、私と同じように全速力で、私を追っているのがわかる。
この「天国」または「極楽」と呼ばれる地には全く似合わない強い殺気。
これこそが極楽の国からの脱走者を処刑する魔物・・・

とにかく、逃げなければ。

捕まったら・・・私の一生は・・・本当の意味で・・・終わる。

せっかく国から逃げたっていうのにここで捕まってしまうなんてのは嫌だ。





前方に真っ黒の泉が見えてきた。本当に、黒い。それは光を放つ道の中で際立って見える。

泉のふちに座り込み、中を覗き込んだ。この中に飛び込めばいい。











でも、という自分がいた。




確かに極楽の国は心地よい。

なんだってできる。



もう魔物はすぐそこまで追いついていた。


出たくない。
出なければ。
出たくない。
出なければ。
出なければ。
出たくない。
出なければ。
出なければ。
出なければ。
出なければっ・・・いけないっ・・・。









魔物につかまれる、というところで私は腹を括って飛び込んだ。
魔物の悔しそうな唸り声が聞こえた。
ゴボゴボと音がしたという記憶を最後に、私は意識を失い、すべてが、真っ暗に、なった。




何を失ったか、何を犠牲にしたかが、黒い水の魔力で、消えた。










あとがき

まだ初心者です。アドバイスをください!
これはすごい不定期ですが続く予定です。アドバイスを見てその都度改善していきます。
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