ひょうし/小説を書こう
主人公が死んだ。≫6
作:まかろん/中学2年 女子
男がこの娘を見たら怒るだろうか、殺せと言うだろうか。悩んでいるところに恐怖が襲いこんできた。
「おはよう。」
突如耳に飛び込んできた低音に身体を震わせる。

「ああ、おはようございます。」
頭を下げると呼吸を整えた。
「よく眠れましたか。」
「いや、正直なところもう少し寝ていたいが。」
男が欠伸をしている間に僕は立ち上がると隠すようにして少女の前に立つ。

「それでは珈琲を入れましょうか…」

男は口角を上げて満足気に勿論だと答える。
しかし男の表情は僕の後ろの化け物を目の隅に捉えると瞬時に曇った。

「これは、どういう事だね。」
その声色が疾風の如く変化するのが分かると僕の背中にはツゥと冷や汗が流れ、身体中の筋肉が緊迫してしまう。
彼の様子に先程の笑顔はどこにも見当たらない。

この人は恐ろしい。
声だけで人を恐怖に陥れることが可能なのだから。

「その子はどうしたんだ。」

藍色の大きな眼が僕を睨みつける。

「私の手違いです。」

自分の声が情けないほど小さい。

「すみません。」
僕が目を伏せ、感情を全て押し込んで頭を下げようとした。
しかし男は咳払いをし、僕に笑いかける。

「いや、謝ることはない。寧ろ君は私にとって都合の良いことを行ってくれたのだ、感謝するよ。」


「え?」
僕は許されたのかと思うと全身の力が抜けてしまう。
不思議だ。
この人が発した言葉だけでこんなにも心境が変化する。操作されているようだ。なんとも言い難い心境のまま彼を凝視した。
何故だ。何故男は僕を許したのかと理解出来ずに頭のなかで疑問符が舞い踊る。
しかし今はそれを質問してはならない、男の精神をあまり刺激してはならないと思考回路が唸った。

微睡みを交えてた彼の目が僕を見下す。
ドロドロしている。柘榴の色だ。
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