ひょうし/小説を書こう
春風吹くは卒業とともに青春
作:くっちゃむ博士/5年生 女子
〜登場人物〜
春美 沙耶/主人公。中学3年生で、もう卒業する。
海風 白/沙耶の友達で、同じく中学3年生
国光 未美/中学3年生。死にながら生きる。
風情 きーこ/いじめっ子

1、友達関係
「白〜。」
沙耶は白に声をかけた。沙耶は中学3年生。2月になり、受験がもうすぐ始まるころだった。沙耶は私立専門高校の受験をする。白はそれを知らない。今まで一緒の高校に行こうと言っていたからだ。白は国立高校に行くのだ。自分が白と同じ高校でないことを白に知られれば裏切ったと思われる。沙耶は裏切られたと思われるのが怖かった。未美は独立高校に行くそうだ。未美は友達にずーといじめられている子だ。でも、未美は沙耶の友達だ。

2、未美の悩み
休み時間、トイレを通りかかったとき、殴る音が聞こえた。
ボグッ
それとともに鳴き声が重なった。
「⋯しく⋯しく⋯」
沙耶はトイレをのぞいた。
「てっめー何しに来たんだよっ!」
ボグッ
「てめー、沙耶や、しー子(白)が助けると思ってんの?バッカじゃないの、この、クソ!」
ボグッ
「やめて!」未美が叫んだ。
「誰が辞めてあげるなんて言った?あんたは殴ってもらうロボットでしょ!」
「イケてるー」
「きーこいいじゃん!豚(未美)「あんたってマジうざい。消えてよ!」
ドンッドンッボグッ
けるとともに殴る音が聞こえた。きーこしらに「やめてよ、きーこ!」
沙耶が飛び出して頬を叩いた。
「なーに邪魔すんの!あんたはそこで見学してな!」
沙耶はきーこに突き飛ばされた。そして、
「豚、今日は帰らしてあげるわよ、この豚っ!」
「痛い!」
きーこたちは未美を蹴飛ばし、帰っていった。
「大丈夫?」
沙耶は未美を立たせて白のところへ行った。
「きーこって野蛮。」
未美は力なくつぶやいた。

3、受験
沙耶は翌日受験会場に行った。昨日、白に散々怒られた。
「どうして言わなかったの!一緒の高校じゃないじゃない、沙耶なんて、大っ嫌い!」
と言われたので気がしょぼんとしていた。未美は受験会場についてきてくれた。
受験にはこんな問題が出てきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1、不要物処理について問えよ。
(                                      )
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という問題だった。こんな問題は出るはずがない、と思いつつも頑張った。
帰りは未美としゃべり歩いた。バスに乗ったとき、未美がいった。
「どうしていじめられるんだろう、私」
沙耶は答えなかった。未美は続けた。
「きーこってどうして意地悪するんだろう。」
「バカだから⋯。」
沙耶の口から思いもかけない言葉が出た。
「ひどい⋯。ひどいよ⋯」
未美はこぶしが震えた。その時、
「バーかっ!あーあ、さっち(沙耶)があやつられて嫌いになっちゃった。あんたの味方は誰一人いないね。」
きーこたちが現れた。未美は一言
「あっそっ、私、一人でいる。」
とそっけなく言い、立ち去った。沙耶ときーこを残して。

4、三角関係のぶち壊し
未美のいじめはひどくなっていった。沙耶は白に苦しめられた。一緒の高校じゃないことを根に持って、いじめたのだ。二人とも、蹴られたり、殴られたり。頼るものはいない。ひとりぼっちでいじめられた。便器に顔を突っ込まされたり。ひどいいじめにあった。だが、未美の方がひどかった。デブだとかきったないとか。きーこたちはこれに喜んだ。
沙耶は無事だが未美の命が危なかった。それにやっと気が付いた沙耶は白を説得させ、トイレへ駆け込んだ。

5、戻ったが命の持たぬ彼女
沙耶はみた。未美が気絶していた。未美はきーこたちに散々殴られ、頭を打っていた。血がいろんなところから流れていた。未美は病院へ運ばれて手術室に入った。手術は成功だが、命が持たないと分かった。これはどうにもならないと分かった。沙耶は白と一緒に未美と楽しい話をした。沙耶は
「きーこたちをとっちめるね!」
と言った。しかし、未美の命が尽きるのは先ではなかった。
夜、未美が沙耶と白を呼んだ。苦しいというのだ。沙耶は未美の親を呼び、白は医者を呼んだ。しかし、手遅れだった。沙耶たちがついたとき、未美は死んでいた。

6、春風吹くは卒業とともに青春
未美の机に沙耶が行くと手紙があった。沙耶は白とそれを読んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沙耶、白、有難う。私は、 
死んだけどまだいるよ。学校の卒業式、席を取っといてね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沙耶の目から涙があふれた。そして、卒業式となった。

「春美さん!」
「はいっ!」
「おめでとう!」
「海風さん!」
「はいっ!」
「おめでとう!」
「国光さん!」
そのとき、あたりが静まり返ったが、懐かしい姿を見れなかった人の声がした。
「はいっ!」
なんと、薄れているが、未美がいた。
そのとき、式の最中というのにみんなが立ち上がって未美を囲んだ。未美に触ろうとしても空をつかむばかりだが、喜んだ。

                   春風吹くは卒業とともに青春


                                    終わり
おなまえはハンドルネームでいいです。
ID
パスワード 
ハンドルネームの後に(本人)をつける つけない
 ログインすると、IDなどが自動的に入ります。
お名前 
男女 女の子  男の子
学年 1年生  2年生  3年生  4年生  5年生  6年生
ようちえん  中学1年  中学2年  中学3年  大人
かんそう