ひょうし/小説を書こう
悪魔の手帳。7ページ目。
作:まかろん/中学2年 女子

_あなたは扉を開ける。

やあ!
君、1人?

なんでここに来たの?

…ふむふむ。成程?

ま、そんなことはさておき!

君は今、暇?暇だよね!

もし良かったら僕のオハナシを聞いていかない?

いや、良くなくても聞いていってよ!


_悪魔の僕が集めた、ヒトのオハナシ。_






P7_"非・自殺願望者"


さようならなんて、絶対に嫌。

「貴方のことが大好きよ。好き好きで堪らないわ。」
私がそう告げるといつものように貴方は顔を歪めた。

「君の愛が重い。うんざりなんだ。もうやめてくれ。」
そう言われたあの時、どれだけ私がショックだったか、貴方は知らないでしょう。

「君は何故僕にこだわるんだ。何処かにいってくれ。顔も見たくない。」
そう貴方は叫ぶ。


いやね。

「そんなの、決まっているじゃない。愛しているからよ。」
私がそう答えると貴方の目に涙が溜まっていくのがわかる。それすら綺麗だと思えてしまうのに。
…私には貴方しかいないのに。
私に他の男のところに行けと言うの?そんなのできっこないわ!

「やめてくれ。これ以上僕に関わらないでくれ。この、人殺し。」

なんてこと!
酷いわ。貴方はそんなに私のことが嫌いなのね。
だけど私は貴方の運命の相手よ。結ばれているの。
きっとこれも運命の一環。これが終われば私達はきっと、晴れて結婚するのよ。


「人殺し?何の事かしら。」

私が殺したのはヒトじゃあないわ。
あんなオンナ、ヒトと言える価値すらない害虫よ。
殺して何が悪いの。

「君は…彼女のことをなんだと思っているんだ。」

何故か貴方の目に怒りが見えるわ。

「何を怒っているの。」
私は不安になって、貴方に問う。

「君は…彼女のことをなんだと思っているんだ。」

返事をするかのように彼の震えた声が私の耳に届く。

だけどごめんなさい。私、わからないわ。とりあえず邪魔なモノ、気持ち悪いもの…かしらね。
そう考えて私は笑って返す。

「強いて表現するならゴキブリかしら。」
全身真っ黒なトコロがピッタリよ。うるさいトコロも。

「…そうか。」
そう言うと貴方は項垂れた。
どうしたのかしら。
そう私が心配していると貴方、顔を上げて私を見つめたの。私はすっかり嬉しくなっちゃって、気が変わったのかしら。って思ったわ。

だから私は笑って彼を迎える準備をしたのに。


「大嫌いだ、君なんて死んでしまえ。」

何故そんなことを言うの?
貴方の目は私を見つめていたのではなかった。睨んでいたのね。憎悪の感情が剥き出し。
…端ないわ。
だけど私の知っている貴方が増えたのは嬉しいことね。

「でも、私は貴方を愛しているわ。」

私がそう言うと、貴方はとても悲しそうな顔をしたきり、答えてくれなくなった。寂しい。

彼の背後に隠されたナイフがちょこっと顔を出したのがすぐに分かったわ。

あら。

「私を殺す気なのね。」

貴方に殺されるのならば悪くないかしら。
そう思ったから私は貴方のそばに歩み寄ったわ。

なのに、何故かしら。
貴方のお腹に、赤色の、地図のような形が広がっている。

あなた。自分を刺したの?


何故?



…私のせいね。


死んでも貴方は美しかった。私の愛は決して冷めないのね。大好きよ。


≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

こういうのを君達の世間では「ヤンデレ」っていうんでしょ?

歪んでるね、怖いね。

いやあ、
悪魔でも怖いってことくらい感じるよ、やだなあ!

あ、そろそろ帰るかい?僕も用事があってさ?

うん、じゃあ帰ることにするよ、良かったらまた来てね!


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