ひょうし/小説を書こう
南の国の南ちゃん。
作:のの/5年生 女子
 私は近藤花。今日で11歳。皆が、ろうそくをふいた私をパチパチと拍手する。
 そんな幸せな時間が続いたあるとき、気分がだだ下がりする事実を伝えられた。ママがいきなりだまったので、皆は、おどろいて振り返った。ママは、言った。
「実は花は転校しないといけないの。ママが離婚したら、花はママのところにつくのよね?もうここまで言えば、引っ越す理由が分かったでしょう。」
 確かに、分かった。が、その事実を受け入れたくなかった。離婚なんて、冗談だと思っていたのに…!
「花。誕生日にこんな事実を知るのは嫌かもしれないけれど…。ママ、もう我慢ならないのよ。だから今日もパパを呼ばなかったの。」
 それでも、震えは納まらなかった。ただ涙を流すだけだった。
「うん。分かった。ママ。」
 そう言った私の頭を、ママは優しくなでて言った。
「明後日に出発よ。」
 私は自分の意見も言えないまま、出発日をむかえることになってしまった。
「さあ、ついたわ。ここよ!花がよく絵本で見ていた南の国!」
 私は意見を言えずに出発して落ち込んでいたことなど忘れ、南の国を楽しんだ。が、学校はどうするのか。
「ああ、ちゃーんと用意してあるわよ。今は一人しか生徒のいない学校だけれどね。小さな小屋で勉強をするのよ。」
 私はその小屋に案内された。トイレや理科室、図書室もある、小屋にしては広い小屋だった。
 そこには先生と一人の女の子が物静かに立っていた。先生が口を開いた。
「私は宮田ゆゆ。この子は国葉南ちゃん。あなたの新しい友達だよー。」
 私はつばを飲んだ。これから始まる小学校生活を、この「南ちゃん」が劇的に変えることを、私はまだ知らなかった。
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