ひょうし/小説を書こう
君との約束 最終回
作:のの/5年生 女子
 私は目を閉じれなかった。今夜は夢を見れない気がした。
「でも…聞かなくちゃ、私落ち着けない!」
 そう言うと、私はギュッと目を閉じた。そして汗を流しながら、夢を待った。
 どれ位経っただろうか?私は目を見開いた。やっと夢の世界に入れたようだった。
「っ…。」
 キィ…キィ…。子供たちの重苦しい雰囲気は、まだ変わっていない。
「う…みきちゃんは無事なのかなぁ。」
「僕、みきちゃんとケッコンしたかったのにぃ…。」
「みきちゃん」
「みきちゃん」
 めったにしゃべらない子供たちが、独り言を言っている?「みきちゃん」って、誰?
「同い年」
 保育園の先生の言葉を思い出した。きっと、私のことなんだ…。そう思うと、涙があふれてくる。とまらない…どうして?
「お姉ちゃん。どうして泣いてるの?」
「私が、おっきくなった「みきちゃん」だよ…。」
 記憶がよみがえってきた。子供たちの名前も…。
「咲」「ゆーくん」「なっちゃん…」
 子供たちは泣きながら飛びついてきた。
「心配だったよぉ…。無事でよかったぁ…!」
 私のことを、死んでも思っていてくれていたんだ…。
「もう、安心だね。お空にやっと行けるよ。元気でいてね…」
 そう言うと、遊具も子供たちも、何もかもが消えた。そこで私は目覚めた。
 あの保育園の先生に話をした。保育園の先生は、あの子達はあそこで「おままごと」をするのが好きで、遊ぶ時間には絶対遊んでいたという。そんなある日、子供たちは外で遊ばせて、先生たちは親へのメッセージなどを書いていた。そのとき悲鳴が聞こえ、先生たちはあわてて外に出た。そのときには、手遅れで、もう子供たちは血を流して倒れていたという。
 私が助かったのは、私は中で物静かに遊んでいたからだという。幸運なことだった。
 そして夢のこと。あの保育園の先生は、お告げを見たという。子供たちが「誰かの夢で誰かに会いたい」と頼んだという。それに選んだのが、私だった。
 夢はもう見なくなっていた。けれど、ときどき、会いにきてくれる。
 私の中で、一番大切な出来事だった…。
                         ーエンドー
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