ひょうし/小説を書こう
Loneliness 6
作:hemu/中学3年 女子
ルナはどこまで続くのかと思うほど長い階段を一歩一歩慎重に降りる…ことはせず、多少魔力を使いつつ、猛ダッシュで一番下まで駆け降りた。

「よいしょっと。さすがに階段作るので結構魔力削ったなぁ…ま、ちょい休めば回復するしいっか!さて、お目当てのものは…?」

ルナは手袋を着けると、辺りを見回した。
すると、奥の方に灯と人影が…
ルナは多少警戒しつつ、その人影に近付いた。

「ほぉ…天使族現族長であるリリオさえも到達することができんかったこの場所に一番最初にやってきたのが天使族ではなく、ヒューマンいや亜人だとは…天使族も堕ちたものよのぉ…ふぉふぉ…」
「…あなたは誰?見た所、天使族でも他の種族でもなさそうだけど…ここで何をしてるの?」
「なに、そんなに警戒するでない。わしはただ待っておっただけじゃよ。」
「待つ…?誰を…?」
「この銃に選ばれし者じゃよ。」

そう言うと、老人の手にルナが探し求めていた天使族の宝と言われる、最古の銃が…

「ふーん、で、その選ばれし者ってのは?」
「無論、そなたのことじゃ。」
「僕?僕が選ばれし者なの?」
「そうじゃ。なんせ、この場所に一番に辿りついたからの。」
「それだけなんだ…w」
「うむ。まぁ、つべこべ言わず受け取れ、ほれ。」

差し出された銃を手に取ると…

キーーンキーーンキーーン

と言う、音がし始めた。

「⁉?な、何々?」
「安心せい。お前と契約を結ぶ準備をしておるのじゃ。さ、お主ら亜人の体に刻まれていると言われる魔法陣はどこじゃ?」
「ここだけど…これをどうすんの?」
「手の甲か、やりやすいな。それでは、最古の銃を床に置き、その上に魔法陣が刻まれてる方の手をかざし、目を閉じ、わしが今から言うことを復唱するのじゃ。」

ルナは言われた通りに銃を床に置き、手をかざし目を閉じた。

「汝との契約に祝福を」
「汝との契約に祝福を…」
「今、汝と契約を結ぶ我の名は…お主の名を」
「今、汝と契約を結ぶ我の名は…ルナ・ムーア」
「そして、汝にも名を与える」
「そして、汝にも名を与える…」
「汝の名は…名をつけてやるのじゃ」
「汝の名は…Loneliness〔ロンリネス〕」
「その名の元、我の力となれ」
「その名の元、我の力となれ…」
「今、ここに新たな契約を」
「今、ここに新たな契約を…!」

銃と魔法陣が眩しい程に光を放つ…

「うっ…⁉」

光が収まると、そこには、紫に少し輝く魔法陣と先程より少し大きさが変わった銃が

「無事、契約が結べたようじゃな。」
「よかった。てか、さっきよりなんかちっちゃくてなってない?」
「あぁ、それはお主の扱いやすい形状になったからじゃ。さ、このベルトと袋をやろう。持ち運びに便利じゃろ。」
「へー、ホントだこれなら使いやすいかも。あ、ベルトと袋ありがと。」
「それより、その銃の名じゃが…Lonelinessとな…古い言葉で『孤独』を意味する言葉じゃったな…何故そんな名を…?」
「んー。あんまり特別な意味は無いよ。ただ、僕は亜人で、1人で戦っている孤独者だから…かな?なんかこの銃からも同じ匂いがしたしね。」
「ふむ、そうか。まぁ、よい。では、行くがよい。必ずその銃が力になってくれるはずじゃ。」
「ありがと、おじいちゃん。おじいちゃんはどうするの?」
「ん?なに、お主が去った後に我も帰るべき場所に帰り、色々報告をな…」
「そう、じゃ、バイバーイ!」

ルナは老人に手を振ると、手袋をはめ、階段を上って行った。

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