ひょうし/小説を書こう
APPLEー紫ーIII
作:狛羽/6年生 女子
「・・・要素?」
地球から”五つのチカラ”が来るのは何百年に一度、”五つのチカラ”の力が無いと解決できない事件が起こった時だけだ。今まで5回、”五つのチカラ”が来ているが目に見えて危険な状況なことが分かる場合だけだった。
だが、今は違う。
「何か、有った?」
「・・・・安未果たちの行方不明?」
紅紫星を成り立たせた安未果(あみか)、日梛(ぴな)、陽(ぴん)、璃久(りく)、慧玖(えく)の5人の子孫だ。この星には苗字なるものが無いので子孫は先祖の名前そのままだ。聖なる五人と呼ばれる五人は先祖の記憶をそのまま引き継いでいる。
「あれって過去の事例に比べてかなり地味じゃない?」
「だよねー」
過去は一度目が一代目聖なる五人が亡くなり、統べるひとがいなくなったために起きた争い。二度目が緑国の王が暗殺された時。三度目は黄国が隣の白国に領地の難癖をつけた時で、四度目は白国皇太子が自殺したとき。五度目が紫国の王、永明が紅国の王、歌風の専制政治を諫めに行った時らしい。
「座れぇぇぇぇえぇ!!」
学級長が時計を見ながら叫んだ。わらわらと席について一気に静かになる。
「先生遅いな」
「ねー」
10分待っても来ないので学級長が職員室へ駆けていった。すぐ戻ってきて
「休みだった。で、え〜と?校外学習のメンバー決めとけだって」
「決めよ、さっさと」
ということでさっさと決まった。校外学習は国見学だ。球形をした星のそれぞれの城を見学するのだ。クラスで微妙に浮いている楓香と愛奈は当然の様に同じで、後は何かとつるむ彪雅と闇(あん)の4人の班になった。
「どこに行きたい?」
時間の都合上一班に一つの国へしか行けない。だが実際は白国以外はほぼ同じ内装である。白国は裁判所とくっつけてしまっているので広い。そのためか白国を狙っている班は多い。
「正直どこでもいい」
「わっかるわー」
「一番遠いし紅でいいんじゃ」
原理が分からない彪雅の発言だったが「ああもうそれでいいよね」と怠慢に溢れた決まり方をした。
結果、愛奈以外の班は白国に集まり、じゃんけんで決まったらしい。

楓香たちの運命が変わると知らず。



APPLEー紅―



「・・・城だね」
「城だわー」
門衛に認可証を見せて入ったが、外装はいつも見ている紫国の城と変わらず、廊下や一部の部屋ならテレビでも見ることが多いので新鮮味は殆どない。数十分は部屋や調度品を見ながら過ごしたが、そろそろ、
「行くとこ無くなった感・・・」
楓香が苦笑気味に呟く。
「あとここの廊下だけか・・・」
「残り時間ありすぎです、先生!」
闇が口に手を当てて叫ぶまねをする。
「火の力を攫うんだって?」
歩き始めた廊下の左側の部屋から声が漏れ聞こえて4人は足を止めた。目くばせをして4人は音を忍ばせてメモを取り出ししゃがみ込んで話を盗み聞く。楓香はこっそり愛奈に訊いた。
「メモだす意味は・・・?」
「不審に思われないための冤罪符」
楓香は納得して頷きつつ耳に意識を傾けた。
「ああ。火の力を誘って、無理矢理従わせて、国を紅国に統治するそうだぞ」



後書き
正月特訓タヒれし。


進みやすいね、この話。うん。書きやすいし。マジカルパワーは24までいかないよ。15までで終わるかも。
INDIGOLEAFもそろそろ始動します。・・・そろそろ。
こっちも読んでくれると幸いです。
では、コメント・アドバイスお待ちしています。

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