ひょうし/小説を書こう
空想イレイサー V
作:恋愛マンガの脇役R/中学1年 女子
(前回の続き)

15「繋いだエガオ」
睦月「俺には話せない理由でもあった?」
俺は容赦なく弥生に問い詰めた。
弥生は俯いて、さっきからずっと無言だ。
睦月「俺の事....信用してなかったのかよ」
弥生「....」
睦月「言わない方が良いと思ったのか?」
弥生「....」
睦月「なぁ...何か言って!!」
俺は叫んでしまった。弥生は、ビクッと肩を揺らしたが 何も言わない。
その様子を見て、俺の体はずり落ちた。
何も教えてくれない。信用されてない。
こうなると、なんだか 自分の悪口を言ってた奴と必死に仲良くしようとしてる奴みたいに、複雑な心境だ。
俺は、この感覚が好きじゃない。
母さんの時もそうだった。自分の目の前で、姿を消してしまったのだ。
...やめろよ。弥生を母さんと一緒にするな!
いや、違う!俺は何、母さんと弥生を「悪者」みたいな感覚で考えているんだよ。
違う、違うんだ。俺は こんな...
ふと床を見ると、俺はハッとした。自分の真下に、点々と水の後がある。
これを見た俺は、朝のことを思い出した。
そういえば、大変な事があったな。今思い出すと、自分でも笑ってしまう。
でも、今は...それじゃない。
俺の目から出ている、涙だった。
なんで俺が泣いているんだよ。俺が泣く事なんかじゃ...
違う。俺は、弥生や母さんが嫌いなわけじゃない。
信じてもらえない、信じてあげられない自分が一番大っ嫌いなんだ。
こんな何も出来ない自分が...
「...はっはは!!ごめんねぇ!今まで話さなくて。もしかして、心配してくれた?もぉ〜、面白いなぁ イル君は」
それは、さっきまでずっと黙っていた弥生が発した言葉だった。
ハッと弥生の顔を見ると、いつものようにアホ面をしていた。
いや、「被って」いたんだ。
                    続く
あとがき☆
ど〜も!
あと二回で、終わります!
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