ひょうし/小説を書こう
空想イレイサー II
作:恋愛マンガの脇役R/中学1年 女子
(前回の続き)

12「守れなかったヤクソク」
でも、じゃあどうして弥生は俺に話さなかったのか。
いや、話せなかったというのか?なぜ?分からない。
相変わらず、弥生の奴は何を考えているのかさっぱりだ。
そんなの出会った頃からそうだったが、別に気にはしていなかった。
だけど、俺は 弥生がずっと苦しんでいた事さえ分からなかったのだ。
こんな俺こそ、弥生の何の役にも立てないのではないのか。
こんな俺に 何が・・・。
将汰「入間君なら、弥生ちゃんの事が分かるんじゃないかな」
そんな将汰の言葉が、俺には理解できなかった。
睦月「...俺には無理だって分かった上で言ってんの?何、からかってんの?」
将汰「だって...」
睦月「お前に話されて今初めて弥生の事を知ったんだ。それまで、弥生の事なんて興味なかったんだぞ。そんな俺に弥生の何が分かるって言うんだよ。弥生の為に何が出来るって言うんだよ!?なぁ!!」
何言ってんだよ、俺。将汰は別に「弥生の過去」を話しただけじゃないか。何でそんなにムキになる必要がある?別に、俺は弥生の家族でも友達でも無...い...
あれ?じゃあ、俺は一体なぜ「弥生の過去」が聞きたかったんだ?なぜ弥生の事で俺がこんなに悩んでいるんだ?どうして、弥生の事でこんなに頭がいっぱいになるんだ?
分からない。何もかもが、ぐちゃぐちゃになっていく。
将汰「弥生ちゃんは、僕達の友達だよ」
将汰の声は小さかった。だけど、俺にはばっちり聞こえたのだ。
そうだ。そんな事分かってた。興味が無かったなんて嘘だ。本当は知りたかった。弥生の事を知らない自分が、なんだか嫌だったんだ。
将汰「友達だから、少しでも力になりたくて...」
でも、俺は何も知らなくて...
将汰「本当は、苦しいはずなんだけど...」
頼って欲しいけど...
将汰「何も出来ない自分が悔しくて...」
信じてやれるかも分からない....
でも...
睦月「...俺、弥生と話してくる」
俺はそう言うと、将汰はなんだか安心したような表情で微笑んだ。
俺はもう決めた。もう逃げないことにしよう。
もう、現実から逃げないように。友達に会いに行く。
そんな簡単な事で躊躇していた自分が、なんだか恥ずかしくなった。
そうだ。もう逃げるな。
                  続く
あとがき☆
ど〜も!
なんか 疲れました...
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