ひょうし/小説を書こう
孤独イレイサー VI
作:恋愛マンガの脇役R/中学1年 女子
(前回の続き)

6「忘れたいカコ」
朝食の時間が終わり、各部屋へもどろうとした。
「入間君!」
背後から、あまりにも大きな声が聞こえたものだから ひっくり返りそうになるが何とか耐える。良くやった、俺。こんなところで派手にひっくり返っては、今日二個目の黒歴史を作るところだった。
「君、今朝 やっちゃったみたいだね☆」
その言葉が聞こえた瞬間、俺の脆いガラスの心が崩れていく音がした。そして、繊細な俺の心と共に、さっきまで耐えていた体勢も崩れる。
床に 思いっきり頭を打ち、ぐにゃりと視界が歪む。あぁ〜、今日は『黒歴史デー』だな。何だ、『黒歴史デー』って。我ながら最低だ。
不細工なポーズで倒れている俺を、ある人物がヒョイっと覗き込んだ。
短髪で小さな背、くりっとした目が特徴的な 同年代位の少年。
そう、こいつの名は「霧川 将汰(きりかわ しょうた)」。こいつも、俺らと同じ孤児だ。まあ一応友達なのだが、俺はこいつも嫌いだ。
こいつは、弥生とはまた違って 賢い馬鹿だ。どういう意味かって?
こいつは、俺をとにかく面白がっていて、いじり倒してくるという嫌な奴だ。しかも、ただいじってくる訳ではなく、とにかく こいつは正論しか言わない。
だから、馬鹿な俺は なかなか言い返せない。それが悔しくて仕方が無いので、正直あまり関わりたくない人物なのだ。
睦月「な、な、何がやらきゃしたって?だ、だだ誰が?何の話かかななぁぁ?」
はぁ、相変わらず情けない。噛みすぎだわ、焦りすぎだわ、声裏返っているわで もう死にたい程、恥ずかしい。
将汰は、一瞬にやっと笑みを浮かべ、俺の目線に合わせるようにひざ立ちになる。
将汰「そっかぁ!とぼけちゃうのかぁ〜。じゃあ、仕方が無いなぁ。入間君が思い出せるように、大きな声で言ってあげるよ!君は今朝、おn・・・」
睦月「うああああああぁあぁあああああ!!やめてぇぇえ!言うなあぁああああ!許してくださいごめんなさい誠に申し訳ありませんすみませんでしたぁあああ!」
俺はとにかく必死で謝った。もちろん 俺は何も悪くない。むしろ被害者だ。俺が一体何をしたと言うんだ!なぜ俺には、弥生といい将汰といい、ろくな友達がいないんだ!?
ていうか、何でこいつは 俺の今朝の出来事を知っている?
・・・・・あいつ(弥生)か。あの野郎、今度会ったら絶対口聞いてやらないからな。
将汰はというと、「クククッ」と面白がっている。本当に嫌味な奴だ。
俺は得意な睨みを、思いっきり将汰に向けた。
将汰「おおっと、そんな怖い顔しないでよ。・・プククッ・・・あぁ、ごめん。じゃあ、代わりに良い情報 教えてあげるよ。」
睦月「・・・良い情報?」
将汰「きっと入間君も聞きたい情報なはずだよ?」
そう言って話し出す将汰に、俺は仕方なく耳を傾けた。この後に、何が起こるかなんて知る由もなく。
                   続く
あとがき☆
久しぶりに 2時間かかって書きました。
読んでくれると 嬉しいです!
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