ひょうし/小説を書こう
マジカルパワー2
作:狛羽/6年生 女子
「あ、天音!」
文房具を買って戻ってきた日和は郵便受けを覗き、「如月天音より」の字を見た。
「わあ、なんだろ、久しぶり」
日和は封を破りながら靴を脱いだ。
日和へ。
お久しぶりです。お元気でしたか?私は元気です。6歳以来ですね。
さて、今はアメリカにいます。が、日本に、霜降市に戻れるコトになりました。私にも光の力が出たので、霜霜の校長先生に入れてもらうことになりました。クラスも同じにしてくれるそうです。家庭の事情ですぐには入れなかったということになっていますが、理由はそういうことです。日本に帰るのは一週間後です、今は準備が忙しいです。
ではまた会えるのを楽しみにしています。
如月天音
「天音?!天音!!戻ってくるの?!」
日和は7年ぶりの親友に会う日が待ち遠しかった。


「失礼しますっ!先生先生!」
翌日、日直の仕事を男子に押し付けて1階に駆け下り、高校棟に渡って校長室のドアを乱暴に開けた。塔歌は持っていたコップを置き、咳き込んだ。
「ちょっと、驚かせないでよ・・・」
塔歌は顔を顰める。日和は構わず尋ねた。
「天音が来るって本当ですか?!」
塔歌はああという感じで頷き、口を開いた。
「そうそう。天音ちゃん日和ちゃんの幼馴染なんだって?」
日和は笑顔で頷く。その時、
「失礼しま〜す・・・」
日和にも覚えがある男子だった。確か高1だと思う。
「失礼します」
何食わぬ顔で入って来たのは一葉と理舒だ。一葉は新しいことが分かりやすい傷が一筋、頬に走っている。
「・・・何があったん?」
日和が訊くと一葉が肘で男子の背中をどついた。
「・・・ガラス割りました」
男子―中沢理玖が「ごめんなさい」と頭を下げた。
「どこよ」
塔歌が校長らしき威厳を帯びた声で問う。
「高校棟の二階の東校舎の1−aです」
理舒がうんざりという感じで答える。
「それで二人はなんか関係あるの?」
「たまたま通ったからとそれで私が被害を被ったから」
一葉が頬に触れる。
「あ、ヤバ」
日和は悟りいそいそとソファに着き準備されている緑茶を呷る。一葉と理舒も緑茶に逃げる。
「さあ、現場に行こうか?」
塔歌はにこにこして理玖を促し、理玖は項垂れて去って行った。
「・・・こわー」
日和は首をすくめて呟いた。
「まああっちが悪いわな」
「そりゃそうだ」
一葉と理舒が頷きあう。
「ちわっす、校長に会ったしめちゃ怒ってたけどどこ行くんだ?」
入って来た叶波は激おこな校長に会ったらしい。聞きつつクッキーを口に放る。
「ああ、ガラス割って一葉傷ついたからね」
「・・・それは心情的に?身体的に?」
「後者に決まってんだろうが」
「なんでガラス割ったことに私が傷つかなきゃいけないの」
一葉が呆れて首を傾げる。
「いやぁ、校長も怖かったけど正直一葉達も怖かったよ?」
「ああ、想像できる。流石恐いで有名な神原&針条コンビだね?」
一葉がえ?と叶波を振り向く。
「有名?有名なの?」
「特に一葉の姐様の方ね」
語尾に星マークがつきそうな口調で日和が返す。
「でも理舒の方も有名だよ。挨拶委員じゃん、愛想無いのに。だから怖い怖いって。怒ると相当恐いし」
「私が怖がられる理由が見当たらないんだけど・・・」
理舒はともかく、と何気に”無愛想”を否定しない一葉に理舒は反論する。
「なんで一葉に無愛想って思われないといけないんだよ、無口」
「うるさいわ無表情。あんただってそんなに喋らないでしょ」
「なんだと朴念仁!」
「黙れよ朴訥っ!」
「ちょっとうるさい、朴念仁も朴訥も変わらないでしょ」
「朴訥」「朴念仁」「無口」「無表情」「無愛想」の単語はどう考えても当てはまらない叶波は仲裁に入る。その代り一葉達に入らない「能天気」「馬鹿」「猪突猛進」は当てはまる日和と叶波である。
「え、それでなんで私恐いの?」
本当に心当たりが無いらしい一葉に叶波が答える。
「委員会じゃない?一葉本当に言葉というか言葉に関連するもの好きでしょ、図書委員ならそりゃあそうなると思うんだけど」
「あとはそのきれーな二色の目じゃない?」
一葉の目は右が青、左が緑だ。確かにそれで睨まれると恐い(ミューたちはすでに慣れているが)。
「99%初対面の人はカラコンだと思うんだよ。それ嫌なんだよ」
「そりゃあやだね」
理舒は頷く。日和も乗っかって続けた。
「私もさ、ハーフなのに普通に外人だと思われるんだよ」
日和はアイルランドと日本のハーフだ。金髪に近い髪は染めていると思われることもあるらしい。一葉から見ると中一で背が低い日和は小学生にも見えるのになぜ染めていると思われるのか疑問である。
「私はよくハーフだと思われるよ」
「そうかもね」
一葉も茶髪でオッドアイなので(メラニン色素が薄いだけ)よく勘違いされるらしい。


後書き
よくクォーターに間違えられる狛羽です(え?)。
単純にメラニン色素が薄いだけです(あと水泳やってから)。目が茶色いです。
男子「御前目茶色い」
私「え?」
男子「何かイケメンだよ」
私「・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
(実際のやり取り)
男子にイケメンといわれた黒歴史☆
いや、一葉はもう少し薄いと思っていますw
こんどキャラプロ載せます。
次回の展開が目に見えるようですね!天音とか天音とか((
では、アドバイスお待ちしています。
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