ひょうし/小説を書こう
孤独イレイサー ||
作:恋愛マンガの脇役R/中学1年 女子
(前回の続き)

2「一人のセカイ」
「倉来 弥生」。俺が、嫌いな人物だ。
人をからかうのが大っ好きで、一言でいうと「悪魔の娘」だ。
今こいつに会ってしまったことは、俺にとって.....人生の終わりだった。
理由は簡単。さっきの俺は、とんでもない状況だったのだから。
こいつに知られれば、その時こそ 当分は「おねしょ小僧」などとからかったり、誰かに、悪意を込めて噂を流したりするだろう。その時は、俺は死体と化しているだろうな。
いや、できれば今すぐ死にたい。楽に死にたい。死因は、「恥ずか死」となずけよう。
悶々と思考を巡らせている俺を見て、弥生は 相も変わらずきょとんとしている。
弥生「ねぇ、イル君?何 考えてるの?」
睦月「ふぇっ!?い、いや 何にもないって!」
弥生「ん〜?なんか 怪しいなぁ〜...」
ぐっ、こいつは こういう時だけ鋭い。弥生は、俺から視線を外さず言った。
弥生「イル君...。何か隠してる?」
睦月「いやいやいや、別に何もないから!」
弥生「嘘はいけないよ〜イル君!お母さんに怒られるよぉ〜?」
弥生はケッケッケと不気味な笑みを浮かべている。
でもそれに対して、俺は「お母さん」という言葉に反応した。
そして、弥生をキッと睨んだ。
睦月「「母さん」なんて いねーよ」

そう、ここは俺の家じゃない。弥生の家でもない。
ここは、親がいない・身寄りのない孤児が集まる施設、いわゆる「孤児院」だ。
もともと俺は孤児で、ここに引き取られたのも ついこの前だ。
弥生とは何の血の繋がりもなくて、ただただ部屋が一緒になっただけなのだ。
だから 全くの赤の他人であり、俺もさほど興味はなかった。
なのにこいつときたら、この部屋で初めて俺と会った時はもう 目をキラキラ輝かせ、その後は 俺を新しいおもちゃのように気に入っていた(らしい)。
その時の俺は、人間不信の素人レベルであったため、弥生との対面を全くといって良い程快く思ってはいなかった。
しかも、からかい好きという最低な性格で 俺の怒りを買い、一日中口をきかなかった時もあって、仲が良いとは決して言えない関係であるのは確か。
その時、俺が口癖のように弥生に言っていた言葉があった。
「家族の話は するな」

                   続く

あとがき☆
孤児院の話デスね!
あ〜、ネタがないです。(まだ2話)
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