ひょうし/小説を書こう
ちきゅうさいごのひ
作:♡りん♡/ようちえん 女子
「オハヨウゴザイマス今日モ良イ日二シマショウネ」

「……」

目が覚めるなり、聞こえる音。
窓の外に音は無い。

真っ白な壁にポツリと空いた四角い空間から、カプセルが流れてきた。

「いただきます。」

匂いも食感も無いただただ白いその錠剤。口に入れても、味は無い。ただ、空腹が満たされるだけ。
これが開発されたのは何十年も前。僕が居た研究施設で。
僕らの開発グループで出た結論を世に出すなり、爆発的賛成の声が上がった。最初は、もっとも人間らしいものだった。
しかし、いつしか匂いが消え、食感も無くなり、味さえも無くなってしまった。
僕らが人間らしさを失ったのは食べ物だけではない。
全て機械任せな生活は、働く意味も学ぶ意味も徐々に無くしていった。

人間らしさを忘れ、腐っていった僕らは、ただただ、家でのんびり過ごすだけの肉塊になっていた。
この、つまらない生活に嫌気が指した者達は狂ったように飛び降りていった。人口が急激に減っていき、あの頃の仲間ももう居ない。



「……いつからこうなっちゃったんだろう」


ベランダに出た。
山中の様に透き通った空気はとても不気味だった。
真っ赤な空は今日が地球の命日だとくっきりと伝えていた。

「さようなら。」

今日は人類最期の日。
また来世、良い日でありますように。


アスファルトに肉片が飛び散ちった。
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