ひょうし/小説を書こう
マジカルパワー21ー天音と日和とー
作:芯筆/6年生 女子
<今度の休み、遊べる?>
天音に日和から連絡が入ったのは、天音が家で本を読んでいた時だ。カレンダーの4月21日を一瞥し、何も予定長いことを確認し、
<いいよ>
と素早く打ち込んだ。すぐにぴろり、とスマホが鳴って
<13時北公園。誰か適当に誘う?>
と来た。
<いや、私は誘う人いないけど。日和は誰か誘うの?>
<じゃ、皆集めよ?取り敢えず聞いておく>
皆というのは恐らく異能者たちの事だろう。全員の顔を素早く頭に巡らせ、
<わかった。また連絡してね>
日和はまだ一葉にしか話したことがない天音を心配しているのだろうか。天音は特に引っ込み思案とかいうわけではなく、どちらかと言えば割と社交的だった。だから、特に不安はないが・・・とそこまで考えて月読命の顔が浮かび、天音は頭の奥で痛みが燻るのを感じる。
――提案だ。
姫香の声が頭の中で木霊する。
――何よ。
姫香を悪魔だと知ってしまい、一葉を狙っていると聞いてから、姫香の印象は最悪だった。
――君は、誰にも口外していないね。
何を、と言わないところが厭らしい。
――そうね。そういうことになるわね。
一葉を傷つけたくない節もあった。
――魔境を、征服しないか。
――あんたは、魔王でしょ?征服なんて今更・・・
拒否より先に疑問が口をついた。
――魔王だ。だが、下の輩が狙うんだ。だから、君の力がほしい。
――私のチカラ?
――そう。君は、強い力を持っている。一葉には及ばないが、十分だ。
一葉が?と思ったが、今は口に出さないほうが良いと思い、喉までこみ上げた疑問を押しとどめる。ここで話を逸らせば断るタイミングを失う。姫香は薄く笑っていて、不気味だった。
――今、君が仲間に告げれば、きっと倒しにくる。私一人が一葉を含んだ6人に敵うはずがない。私は死ぬ。だが・・・その前に、私は一葉を殺す。
――っ・・・
黙った天音に、追い打ちをかけるように姫香は囁く。
――下を使えば、簡単に君が口外したかなんてわかる。君は私に従うにせよ、告げるにせよ一葉の裏切りになる。・・・どうだい、一緒に征服しよう。
思わず頷いていた。月読命の声が一際大きく責めるように響く。


――裏切ろうとなんて、考えることじゃないからな。



勿論、話を持ち掛けられた時は、裏切るなんて、と頭の片隅で警報機が鳴っていた。でも、姫香が話した”あの時”というのも、疑問だった。



後書き( *´艸`)<ウフフ。
さて、場面が飛んだ。しばらくこっち書くよ!日和達のシーン。
ちょっと指が止まらなくなって打ちミス連発してるわw

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