ひょうし/小説を書こう
創造現実泡沫夢。1
作:まかろん/中学2年 女子
ある年、ある日、ある時。


__彼女は逃げた。


息遣いが荒い。心臓がバクバクと音をたてる。何も纏わない裸の足には血が滴った。
それは、満月の夜の事だった。
暗い暗い月明かりの照らすなか、恐怖に塗れた顔の少女が走っていた。生い茂った森の中だった。

少女の名は"リア"と言う。



_No.1『泡沫』

煩いと言われ、私は黙る。
悪いのは、間違いなく私だった。

「リア・ロベルシュタイン!授業中は静かにしなさい!」

「はーい。」

クスクスと笑い声が聞こえる。
それは、当時の私には、心地よいものであった。


「聞いてますか!」

先生の甲高い声が教室に響いた。

「聞いてますよぉー。」

私は舌をぺろっと出しておどけてみせる。

「…リアさん?」

結局私は1時間廊下に立たされた、足がめちゃくちゃ痛い。
両手にバケツを持たせて一時間放置だなんてなんという精神をしているんだ、とさえ思う。


したし、例え立たされたとしてもそれはそれで私は楽しかった。

こんな平凡な日常がずっと続くのは、当たり前だと錯覚していた。

_壊れないハズの楽しい夢は泡沫のようにいともたやすく弾け飛んだ。





_No.1-2『泡沫は弾けた』

それは、夏のある日だった。
当たりは、灰色の霧で満たされる。

なにか嫌な予感が私の背中を伝っていくのが分かった。
何故だろう。
何故だろう。
心臓が『逃げろ』と、飛び跳ねた。

家を飛び出す。

『逃げなきゃいけない』という衝動に駆られた。


頭が痛い。
足が痛い。


何故か怖かった。ただ怖かった。走り続けた。





目の前が真っ白になった。



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