ひょうし/小説を書こう
猫と吊り橋 11 Aルート
作:hemu/中学3年 女子
「最初は、お前が一番最初に入った部屋での正確な情報を教えてもらおうか。数は、2個だ。」
「………」
(集めた情報の中で有力なものは…)

雅梛は、メモ帳をめくる。

(これと…これ…かな…)
「見つかったか?」
「……えぇ。」
「よし、では言ってみろ。“答え合わせ”してやる。」
「…1つ目は、『白猫は姿を消すことができる』という情報…。」
「……正解だ。さ、2つ目は?」
「2つ目は…『白猫は空間を移動できる』…」
「………素晴らしい、正解だ。」
「……ふぅ…」
「さ、次は真ん中の部屋での情報の“答え合わせ”といこうか。今回も正確な情報は、2つだ。」
「…………」
(次は…)

雅梛は、再度メモ帳をめくる。

(たぶん…これ…と、これ…)
「見つかったようだな。さ、“答え合わせ”だ。」
「…1つ目は…『白猫は記憶を操作できる』…かな…」
「ふん、やるじゃないか。して、2つ目は?」
「えっと…『白猫はいつでも、どこでも監視している』。」
「ほお、やるな。正解だ。」
「…よし…」
「さぁ、最後の部屋だ。最後は、1つだ。」
「1つ…」
(最後の部屋では……あっ…)

雅梛は、メモ帳を開き困惑する。何せ、最後の部屋では“何も”情報をゲットしていないのだ…。

(どうしよう…どうしよう…最後の部屋では、変な男の子にしか会ってない…男の子…?)

その時、ふとあの不思議な少年の言葉が蘇る。

【腕は常に出しておいたほうがいい。困ったら、きっと助けてくれるから】

(腕…?)

雅梛は、少年の言った通り出しておいた腕を見る。そこには…

「白猫は…私の…欲望…?」
「なっ…!?」
『ほぉ、雅梛さん、よくわかりましたね。』
「なるほど…私は、自分の欲望み記憶を操作され、監視されていたのね…てことは、ここも私の欲望が創り出した空間…?」
「いや、それは少し違うな。」
『ここで出会った黒猫達を覚えていますか?』
「えぇ、まぁ…」
『彼らは、元々は人間だったのですが、自分の欲望に負け、この空間に飲み込まれてしまったのです。でも、雅梛さんは私という“己の欲望”に負けず、自我を保ちました。それでは、最後に雅梛さん。自分の名前と自分の欲望を口にしてみてください。』
「…?えっと…下北 雅梛。私は、自分の夢を…諦めたくない…‼‼」

そう口にすると雅梛の視界が真っ暗になった…。
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