ひょうし/小説を書こう
結ばない 第1章 君との出会い
作:うぬ/6年生 女子
【第1章 君との出会い】

少しづつ少しづつ「君」との話を始めよう。

私と「君」が初めて会った場所は、中学校の入学式だった。
クラス名簿を見上げて自分の名前を探しているとき、自分の名前より先に「君」の名前を見つけた。とても驚いたのを覚えている。少しすると周りの何人かの人も「君」の名前を見つけて辺りをきょろきょろと落ち着きのない様子で「君」のことを探し始めた。
私の名前は「君」の二つ後にいた。「君」と同じクラスだと知るともっと驚いた。
それが、初めて会った日の朝の話。その後、入学式が始まった。案の定、「君」は来ていなかったけれど。結局、「君」は入学式を欠席した。私は、気にすることもなく家に帰るつもりでいた。母親から「薬局で頭痛薬を買ってきて。」とラインがきたので、渋々薬局までの並木を歩いているとき、「君」とでくわした。前から息を切らして走ってくる「君」の後ろにはマネージャーらしき眼鏡をかけた男性も小走りで顔をしかめて走っていた。「君」は私の制服に気づくと、
「もしかして橘学園の生徒さん?」と声をかけてきた。私は、「はい。入学式の帰りです。」と答えた。聞かれてもいないが、「君」が私に質問した理由に気付いていたからわざと「帰り」だということも伝えた。すると、「君」は「あああああああああ!!やっぱりか!!」とがっかりした表情で大声を上げた。私は周りの目が気になってその場から逃げようとしたが、マネージャーらしき人に呼び止められて「君」の話に付き合わされるはめになった。「君」は、「ドラマの撮影で遅れたんだよね。てか、さっきから普通に会話してるけど…僕のこと知らないかな?」と聞いてきた。いかにも有名俳優がいうようなセリフだが、「君」は本当にそうなんだから私は少し笑ってしまいそうになった。少し息を吸って冷静さを取り戻し「あなたが有名なのは知っていますし、そういう反応をとってしまうのも人気ですから分かります。けれど、みんながみんなあなたのファンかといったら、違いますよね。少数かもしれませんが、私はその中の一人なのでその辺の中学生と話している感覚と変わりません。」と小さく口を開けてできるだけたくさんの情報を伝えるために早口で言った。「君」は眉をひそめて理解してなさそうな顔で私の話を聞いていた。マネージャーも同様、眉をひそめていたが完全に私の話を理解したうえで驚いた、でも少し不快な気持ちもいりまじった、そんな表情で私を不審そうに眺めていた。

つづく

最後までお読みいただきありがとうございます。

【あとがき】
初めまして、「うぬ」です。初投稿ということで文章おかしいかもしれませんが、
温かい目で読んでいただけたら嬉しいです。ほかの方の作品も読ませていただくつもりです。
コメントやアドバイス等お待ちしております。次回は、来週頃に投稿する予定です。
おなまえはハンドルネームでいいです。
ID
パスワード 
ハンドルネームの後に(本人)をつける つけない
 ログインすると、IDなどが自動的に入ります。
お名前 
男女 女の子  男の子
学年 1年生  2年生  3年生  4年生  5年生  6年生
ようちえん  中学1年  中学2年  中学3年  大人
かんそう