ひょうし/小説を書こう
ルナ・loveー孤独のタイムリミットー1
作:芯筆/6年生 女子
「みーつーきー、終わったかー、はやくぅしやがれ時間がたってくどんどんどん、時間たつぅ〜♪」
「うるせえよ!」
光樹は放課後教室に残って休んでいた分たまっていたかなり大量のプリントを進めていたのだが、「教えてあげる」という建前で残っていた親友雅人と頭は抜群にいいくせして全く手助けしてくれない幼馴染、由帆がともに残っていて、二人で会話(いや、これは喧嘩だ)しているせいでうるさいったらありゃしない。
「だいたいオメーラ俺に教えろよ!!雅人なんて「教えるよ」っつって残ってんだろーが?!由帆だっていいじゃん教えて!いやもう命令だ教えろ」
「めんど」
「ええー、めんどい」
「おいこらてめぇら許さねぇからなぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
光樹はそれから周りの一切の音をシャットダウンし、兎に角没頭した。
「それはここの9995をかけると、そう、4591294分の9995になるでしょ」
計算がかなり複雑になるのは本来習うはずの計算方法をすっ飛ばしてそのままやっているせいなのだが、それをわかっているのに教えようとしない二人を後々光樹はさんざん恨むこととなる。
「めんどぉ?!やり方あってる?!」
「あってるあってる(笑)」




「ただいま」
家に帰っても返事がないのはいつもの事だ。看護師である母は深夜に仕事を取ってくれることもあるが、やはり昼と朝の勤務が圧倒的に多い。つまり、一人で夕飯を食べ、寝ることが多いということだ。慣れても淋しいものは淋しい。だからうるさいのを承知でーいや、単純に一緒にいた方のかもしれないー教室に残った。でも実際はかなり進んだから効果はあっただろう。
「淋しいなぁ」
声に出してみれば紛れるかと思ったが、全く効果はなく、しーんとした寂しい空間に取り残されたような感覚が残って、声に出したことを後悔した。



その日は最初からざわざわしていた。
「転校生が来るってよ!」
「美人だってー!」
という噂が広まっていたからである。
「今の時期にてんこーって・・・辛いね」
前の席の由帆がぼんやりと呟いていた。
チャイムを待たずに担任の谷河が入ってきて、珍しく一回の号令で静まった。谷河はいつも通りはきはきした口調でしゃべり始めた。
「皆さんも知ってるかと思います、転校生です」
声にならない声が広がって、無音の教室は騒がしくなる。無音でも、心の中で叫んでいれば五月蝿くなるものなのかもしれない。
「家庭の事情で来るのが遅れてしまいました。皆さん仲良くしてね。じゃあ、ちょっと待ってて」
谷河が教室を出てすぐ、ハチの巣を突っついたような騒ぎになった。
「わああ、気になるわぁ」
「美人?美人なのか?!」
「そーなのd・・・」
一人の叫び声は谷河の姿を見て一瞬で止んだ。谷河の後ろにいる少女に全員の視線は釘づけだ。
「自己紹介を」
「神丘真夜(まや)です。アメリカから来ました。宜しくお願いします」
はっきりとした物言いで自己紹介をされたクラスメートたちは無音の騒がしさが一瞬、ぴたりと止んだ。そして有音の騒がしさに変った。
「あめりかぁぁぁ」
「神丘って・・・すげえ」
「うちのクラスにも神いるじゃん」
「あいつはじんって読みだろ」
「まやってまっじ」
「漢字が・・・」
「アメリカとか・・・英語不自由しねぇ・・・」
谷河が手を叩き静まり返った。
「席はあそこ。えっと、2号車の一番後ろ」
刹那、静まり返る。
「光樹おまぇぇぇ!!ずるいぞ!!」
「うっわ、まじうっわ」
開いている席が光樹の隣しかないから仕方がないというのになぜ集中砲火をあびねばならんのだ。光樹は恋に対しては何処までも鈍感な男だった。由帆の視線にも気が付かない鈍さ。
席に着いた真夜が光樹に真っ先に放った言葉、これは光樹に理解できなかった。
「久しぶりだな」
「はい?」
瞳が、深く青く輝いて、自然と満月と澄み切った空を連想させた。

後書き
知ってる人は知ってる第二シーズン!!多分、次々回で終わる。
ではここで問題。
雅人が歌っていた歌(「みーつーきー、終わったかー、(ry」のやつ)は何の替え歌でかしょうか?わかったらコメント欄に。
それではー!
下はヒント




























ある童謡です。知らない人は多分いないんじゃないんですか?どんどんどん、のフレーズもヒント。
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