ひょうし/小説を書こう
紅国ー不穏な夢ー
作:芯筆/6年生 女子
「心!ねえ、心なんでしょ!?心、おい、いるなら返事プリ―ズ!!」
気が付くと真っ暗闇の中。聞こえてくるのは心の叫び声。
「心ーーーーーーーーー!!!!!」
思いっきり叫ぶとやまびこ状態になった。心ー、心ー、心ー、と響いて自分の声が聞こえる。
「・・・・み、・・・あ・・・み、明純ぃ!!!」
暫くして声が聞こえ、聞こえたほうに駆け出した。周りには驚いたことに同じくらいの少女と少年が倒れている。
一人は物凄い美人。桃色の唇は薄く、茶髪がショートカットに纏められている。
もう一人の少女はうつ伏せなので顔はわからないが、黒髪が綺麗に伸びている。前髪はきっちりと揃えられていて、不思議なことに自然だった。
少年の方は焦げ茶色の髪が光っていて、如何にも王子様タイプ、といった感じだ。
「明純!!!私・・・」
「心?」
「紅国にいるよ!」
「紅国ぃ?」
明純が訊き返した時には心は居ず、そばで倒れていた王子様(仮)が起き上がった。
「紅国は・・・恐ろしい所だ」
「へ・・・?」
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ぴぴぴぴっ、っぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
「紅国って何よ?!」
叫んで起き上がるとドアに父が立っていた。
「何言ってんだ?もう行くからな、朝ごはん置いといたから」
「あ、いってらいってら」
むくりと起き上がり、制服に腕を通し、さささっと朝ごはんを平らげ、履きなれたローファーを履き、とんとんと揃えて玄関のドアを開けた。
色褪せた登校道路を黙々と歩き、校門に着いた。
「あーすーみっ!」
後ろから声をかけられ、振り返ると指が頬にささった。
「へへ、引っかかった」
笑っていたのは郷原香音。明純より背が低い香音は腕を精一杯伸ばしていた。
「・・・チビ」
「酷い!!」
そしていつも隣にあるものが無いことに気が付いた。
「心は?」
「心、熱だって」
今日見た夢も夢なので、正夢なのか、と思ったが、流石にあり得ない状況なので、頭から追い払った。ここの時点では、おかしいところがあると気が付かなかった。
「そっかぁ、ねえ、聞いて、今日見た夢、変だったんだよ」
夢、という単語が出たので、ぴくりと反応した。
「あのね、明太子を、つつじの蜂蜜と一緒にご飯にかけて食べてる夢!明純は?」
「織田信長がクラスメートを惨殺していったとおもったらただのじじいだった」
香音は聞こえてないふりをした。
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心が消えた。その代り、一人の王子さま(仮)が起きた。
「紅国って何?」
「紅国はー・・・」
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「コラ!!!外川!!!来年は受験生なんだぞ!?自覚を持て!」
目覚めると算数教師が鬼の形相で睨んでいた。
「ふぁぁぁぁぁぁあああ・・・はあい・・・」
適当に返事すると算数教師の江川はますます顔を歪ませ、顔を赤くした。
(うわ、鬼w)
(こっえwww)
頭の中で笑っていると、周りの男子がクスクス笑っていた。
「宿題増やすぞぉ!!!!」
「すみませんでしたぁぁぁぁぁ!!!」
後書
この物語完全に構造決まったよ・・・
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