ひょうし/小説を書こう
マジカルパワー13ー美しき破壊神ー
作:芯筆/5年生 女子
「姫香様・・・・」
「ええ、今、ルペルカが一葉達と戦っているわ。彼女は優秀だし、そう簡単には倒されないと思ってるわ」
「はい、左様で・・・」
「どんな結果を持ってきてくれるかしら、あの子は」
姫香と呼ばれた彼女はくつくつと笑った。




「あああっ!!私・・・・はぁああぁ!」
「一葉・・・・!」
「私は・・・・秋葉の!秋葉の・・・・!」
「一葉」
「月読命は・・・・秋葉の・・・私の!」
「一葉!」
どんどん理性を失っていく一葉に月読命は刀を捨て、飛び着いた。
「一葉!!」
このままだと、一葉が壊れてしまう気がした。あれは一葉じゃない、と直感的に悟った。
だから。
取り戻す。一葉を。静かに、静かにいる彼女を・・・・
「ダメだ・・・一葉、戻って来い!一葉!だめだ・・・・一葉!」
月読命は喉が張り裂けようとなっても叫んだ。
いつの間にか雨が降ってきた。それは涙もごまかして。
一葉自身もごまかした。
「・・・・あんた、何」
急激に一葉の視線が冷えた。さっきまでの何者かを恐れている青い瞳は消え、同じ青なのに静かに、堂々と、美しく、気高く・・・・
まるで冬の湖面のように静かに、何者も寄せ付けない頑固さと威厳があった。
「か、かず・・・・は・・・・・・」
「敵じゃないなら邪魔・・・・」
冷たく言い放ち、呆気にとられているルペルカのもとに向かった。
呆然としていたルペルカだが、完全に態度が変わった一葉が近づくと気を取り直して鋼の剣を取り出し、真剣な顔に戻った。
「消えろ・・・」
一葉の体から触れられるほど濃厚な殺意が感じられた。
一葉はいつのまに持っていたのか、透き通った青の槍を鋼の剣にぶつけた。
火花が散った。
一葉の動きは相当なものだった。ナイフや弓が不得手で基本的に能力に徹する一葉が槍など操ったこともないはずだ。ならばこれは一葉ではなく、違うナニカが宿っている・・・
ルペルカはそうとうな剣の使い手であるようで、割と対等に渡り合っている。

ルペルカは分の悪さを感じていた。綺麗な弧を描いたかと思えば、石突が急所を突いてくる。人の形をしたものならなんだって殺せる、と。
表情は冷静で静か。でも、恐ろしい・・・
強く、強靭な、美しい、神を宿した美しい破壊神。
地面に赤い水滴が滴った。
☆あとがき☆
中途半端でごめんなさい。
あ、お知らせ。
長く続けることにしました。
次回でルペルカ編多分終わる。
月読命の剣の名。ぼしゅー。
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