ひょうし/小説を書こう
口から舞う嘘。
作:まかろん/中学1年 女子
ああ、やめてくれ。


もういやだ。



嘘ばっか。

嘘ばっか!

嘘ばっかだ!


みんなみんなみーんな。

皆、綺麗な華しか吐かない。


気持ち悪い。
気持ち悪い。

うんざりだ。
うんざりなんだ。

やめてくれ。
やめてくれよ。



嘘を吐くみんなの口。

仮面の下の冷たい目。

隠れた本当の言葉。


全てが見える。

その全てが汚い。


ああ、気持ち悪い!気持ち悪い!


うんざりだ。

うんざりなんだよ。



やめてくれ!!!!







僕には、嘘がみえるんだ。






あれはふとした瞬間だった。

君と他愛ない話をしていたんだ。

その会話の中であからさまな嘘を吐かれた時。


君は、華や宝石、綺麗なものを吐いた。

最初はびっくりしたさ。

けど、それからは誰彼構わずそれが見えるようになった。


街を歩けば足元には綺麗な華や石だらけ。


綺麗な言葉を吐く人々。

言葉がおちてゆく。
キラリキラリとハラハラと。


ねえ、そこのカップルさん、彼、浮気してますよ。

ねえ君、その友達の自慢話、作り話だよ。


みんな言葉を飾るから、もう僕達の足元はキラキラで埋め尽くされてる。


辛いよ。




「大好きだよ!」


ああ、ほらまた。

また、君はそうやってさ。


すぐ嘘をつく。

好きじゃないくせに。

華を吐くんだ。


花弁に宝石に、リボン。

キラキラした物が君の口からこぼれ出てゆく。


ああ、いつだろう。

いつになれば
この華達は僕の足元から消え去る?


いつになれば、信じれるようになる?



「私ね、嘘はつかないひとだから」



ハラハラ、キラキラ。彼女の口から花弁達が舞う。


「私を信じてくれる??」


それを聞いて僕は笑った。




『うん、信じるよ。君は僕に嘘つかないもん。なんたって君は僕の彼女だし、世界で一番信用出来るよ。』





僕の口から花弁や宝石が舞った。



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