ひょうし/小説を書こう
秘密の恋愛2 Kiss×43
作:Candy/中学2年 女子
本当の悲劇が始まったのは、翌日の午後だった。

「……あれ?」
そう言って目を向けたのは、ヨロヨロと歩くおじいさんの姿だった。ダウンジャケットを着ながら、今にもこけそうで、見てるこっちがひやひやのような。

どすっ

「―――!」
(いま、絶対こけちゃったやつだよね!?)
やばい、助けないと。そう本能が騒いだ。
「陸、ごめん。ちょっとこっち行ってる!」
「はぁ!?」
そう言って、おじいさんが歩いて行った方へ滑っていった…。

「何なんだぁ、あいつ…。」
ちょっと、いや、だいぶお人好しな性格だからなぁ、困っている人がいるとすぐ助けたくなるあいつの性格は、良いんだか悪いんだかわからなくなる。

10分たっても、あいつは帰ってはこなかった。

「あれ、おじいさん、いなくない?」
うっそだぁ、あんなに歩くの遅かったのに……。
「気のせいだったのかな、じゃあ戻ろう…え?」


さっき通った道が…無くなってる………!?


「えええ、なんでえ?」
んなゲームみてぇなことなんか起きるか!?

(待って……昨日ガイドブックで………。)

――――――ここは、“恋するものを試す場所”――――――

「…なるほどね。」
ガイドブックにはこう書いてあった。



この村にはある伝承があります。
あなたが森に閉じ込められた時、それは、森があなたと、あなたの想い人を試しています。
閉じ込められてしまったあなたの想い人が、あなたが凍死する前に見つけ出せるかを森は試しています。
見つけてもらえなくても、安心してください。森が、あなたを相当気に入らないかぎり、
あなたは、森のチカラによって、元の場所に返されます。
今まで、森が気に入った人間はいません。だからこそ、森が浄化されぬまま、この伝承が残り続けているのです。



「んま、森が気に入るわけないか、私のことなんて。」
リリカの言葉は、森の木々をザワザワ…と揺らした。
「ほんっとに、リリカ、どうしたんだ……っ!」
「どうしたの、陸くん。」
「弓!リリカが、帰ってこないんだ……!」
「ええっ、リリカちゃんが!?」
オレは、今までのことを全部話した。クソ兄貴に聞かれたが。
「ふ〜ん…。この村の伝承かなあ。」
「あ?ボケたこと言ってると月の向こうまでぶっ飛ばすぞ。」
「でも、伝承があるのは本当だよ。」
「うん、“恋するものを試す場所”って。下の集会所のガイドブックに載ってるから、分かると思うけど。」
「おう。ありがと。」
陸は、集会所に向かって、雪を滑っていった。

<あとがき>
どうも〜〜〜〜!Candyです!
3月中に、終わらせられるなら、頑張って2編書いて終わらせられたらと思います!
あ〜〜、長かった『秘恋』も終わりかぁ〜っ
というわけで、4月から、『EXOCIZE!』をやります!

ということで!

『EXOCIZE!』特番今回もやります!
詳細は次回で!
バッハハ〜イ!
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