ひょうし/小説を書こう
犬がつなげた友情8
作:いちごのたかもん/4年生 女子
8・ナナとお別れ 新しい人生へ向かって〜第2弾〜
 「ナナ・・・」
私は、最後に触るナナの優しく、やわらかい毛並みをなでながらナナの名前を呼び続けた。
「あら、おむかえありがとうございました。真奈美ったら、毎日のようにナナちゃんと走り回っていて・・・。性格が少し明るくなった気がするんです!これもナナちゃんのおかげです!」
「いやいや。あなたたちのおかげで気楽に旅行ができました。こちらこそありがとうございました。あ、あの、お嬢さんは?」
「ああ、ナナちゃんと一緒に車で寝ています。今日が最後の日ということで、少し海に行って来たんです。」
「そんなことまでしてくれて・・・。ナナと別れるのはさみしいことだろうがな、またいつでも遊びに来るからな。」
「ありがとうございます!ナナちゃんのお荷物、持ってきますね。」
いやだ、いやだ、ついに別れの時がやってきたんだ…。
「真奈美ー、課長さんに挨拶するわよ。降りてきて。ななちゃんもつれてきて。」
「う、うん。」
でも仕方がないんだ。ナナちゃんは元のお家へ帰るんだ。私にも新しいワンちゃんが来るんだ。ナナのことは絶対忘れないで新しいワンちゃんを大事に飼わなくちゃ。これが最後のだっこだと思いながらリードを握って課長さんの前に立った。ナナはケージに入れた。
「課長さん、楽しい1週間でした。ナナと別れるのは寂しいです。けれど・・・これ!」
私は、しっかりと握っていたツバキちゃんとおそろいのリードを差し出した。
「私の、友達のワンちゃんとおそろいのリード。これで散歩してください。忘れてても大丈夫です。持ってきてくれるから。」
「ああ、分かったよ。真奈美ちゃんの気持ちは受け取るよ。そしてリードも。」
「じゃあね、真奈美ちゃん。そしてお母さんも。」
「キャンキャン!」
「ナナ・・・ナナ〜!ナナ・・・」
車は静かに走り去った。「ありがとう」一言つぶやいた。
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