ひょうし/小説を書こう
犬がつなげた友情5
作:いちごのたかもん/4年生 女子
5・奇跡
 次の日から、インターネットや本、テレビなどで犬の飼い方について猛勉強した。トイレのしつけ、課長の家とごはんもちがうからごはんのトレーニング、寝るときは同じベッドで寝て学校から帰ると、近くの河川敷で日が暮れるまで走り回って遊ぶんだ。ってそんなのは夢のまた夢。次の日は、なかなかケージから出てきてくれなくて・・・。遊ぶどころじゃなかった。リビングのドアが開くたびに怖がってケージのすみに行ってしまう。
「はーあ、もうこれじゃあいぬを飼っている、なんて言えないよ〜。」
「真奈美、どの犬も最初はこんなものよ。そんなケージの前にいるんじゃ、ナナちゃんも出てこれたものじゃないわよ。」
ママが笑いながら言った。
「お母さんは何にも知らないでしょ。私は猛勉強したのよ。それくらいわかるわよ!」
ぷくーっとふくれながらいった。
「あらー、そうなんだ、そうなんだ・・・。知ってるんだ。」
お母さんが台所から「本当か?」という感じで言った。「猛勉強した。」なんておっきな声で言っちゃったら、そんなこと知らなかった、なんて言えないし・・・。あーあ、もっと素直になれたらなあー。もーうバカバカバカ!
            ヒヤッ!
「え?」
わたしは、皿洗いをしていたお母さんがわたしに触ったのだと思った。ふと、手を見ると、なんと!ナナがなめていたの!
「お母さん!お母さん!ナナが…ナナが私の手をなめた!」
「ええっ!真奈美、真奈美よかったね!」
「うん!」
これは奇跡かもしれない。偶然かもしれない。けれど、なめ終わった後に大きなあくびをしてわたしのそばでねむってしまったから、奇跡だ!
「奇跡だーーーーー!」
これから、ナナとのくらしが始まる。

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