ひょうし/小説を書こう
卒業ー別れ、そして出会いー 第一章
作:花恋/ようちえん 女子
 ー第一章ー

  「卒業まであと3日ですね!あと少しですが思い出沢山作りましょう!」

 太陽が柔らかい光のカーテンで教室を包み込む、晴れた朝。
 空気はまさに3月上旬!というような暖かさ。

 えー、まだ3日あるのー、とかもうそれだけ!?とか、反応はバラバラだ。

 ー私は誰とも違った反応。

 3という小さい数字が胸をぎゅっと締め付けて、苦しくて。
 真っ黒いペンキで視界を塗りつぶされた。

 ーこんなに当たり前に過ぎていた日々が、時間が。あと少ししかないのだ。
 「君」と過ごせる時間はあとどれだけあるのだろう。
 丸3日もないのである。
 せいぜい20時間くらいだろうか。

 そんなことを考えながら私より左に座る君を見た。
 日差しを受けて銀縁メガネのフレームも、輪郭も、光っている。
 これを見られるのもあと20時間か、と思うと切なくて。

 神様、なんで。
 なんで彼は中学受験したのですか?なぜ男子校なのですか?
 なんで、なんで。

 「鶴宮〜!」
 またか、といつものように障害物のほうを見る。
 毎日の猛アピールに君は気づいているのか?
 「寝癖ついてるよ!!」
 「え、マジで・・・?」
 あはは、と笑いあう二人を睨み付ける。
 神様、彼に一番近いのは幼馴染の私ですよね?




 

 桜のつぼみはひらーーいていないが、春は今年もやってきた。
 いや、もう春は始まっている。
 別れの季節。
 春。



 ・続く・



後記
はじめまして(?)花恋です。
是非感想をお寄せください。
コメントが5件を超えれば最終章で大発表(?)をしたいと思います!
ではまた。
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